ふたりの誓い (曲)
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「ふたりの誓い」 | ||||||||
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カーペンターズ の シングル | ||||||||
初出アルバム『カーペンターズ』 | ||||||||
B面 | 恐れないで | |||||||
リリース | ||||||||
録音 | 1970年 | |||||||
ジャンル | ポップス | |||||||
レーベル | A&Mレコード | |||||||
作詞・作曲 | フレッド・カーリン、ジェイムス・グリフィン、ロブ・ロイヤー | |||||||
プロデュース | ジャック・ドーハティ | |||||||
チャート最高順位 | ||||||||
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カーペンターズ シングル 年表 | ||||||||
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「ふたりの誓い」(原題: "For All We Know")は、1970年公開のコメディ映画『ふたりの誓い』(原題: Lovers and Other Strangers)の挿入歌で、アカデミー歌曲賞を受賞。1971年には、カーペンターズによるカヴァー・ヴァージョンが大ヒットした。
解説
[編集]映画『ふたりの誓い』の音楽を担当したフレッド・カーリンが作曲。作詞は、ブレッドのメンバーであるジェイムス・グリフィンとロブ・ロイヤーによる。映画ではラリー・メレディスが歌った。この曲はアカデミー歌曲賞を受賞し、授賞式ではペトゥラ・クラークが歌った。
カーペンター兄妹は、たまたま『ふたりの誓い』を映画館で観て、それをきっかけとしてカーペンターズとしてのヴァージョンを録音した[1]。本国アメリカでは、『涙の乗車券』収録曲「恐れないで」をカップリングに収録したシングルとしてリリースされ、Billboard Hot 100で3位に達した。イージー・リスニング・チャート(後のアダルト・コンテンポラリー・チャート)では1位を獲得[2]。イギリスでは「スーパースター」との両A面シングルとしてリリースされた[3]。日本ではカップリング曲を「ベイビー・イッツ・ユー」に変更した仕様で発売されたが、チャート・インは果たせなかった。
他のカヴァー
[編集]- アストラッド・ジルベルト - 『Gilberto with Turrentine』(1971年)
- アンディ・ウィリアムス - 『You've Got a Friend』(1971年)
- シャーリー・バッシー - 『I Capricorn』(1972年)
- ジョージ・シアリング - 『The George Shearing Quartet』(1972年)
- ステファン・グラッペリ - 『So Easy to Remember』(1993年)
- ベティー・サーヴァート - トリビュート・アルバム『If I Were a Carpenter』(1994年)
- ニッキー・フレンチ - 『Total Eclipse of the Heart』(1995年)
脚注
[編集]- ^ a b 『文藝別冊[総特集]カーペンターズ』(河出書房新社、2003年、ISBN 4-309-97652-2)p.158
- ^ a b Carpenters - Carpenters : Awards : AllMusic
- ^ ChartArchive - The Carpenters