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エフエム宮崎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
株式会社エフエム宮崎
MIYAZAKI FM BROADCASTING CO., LTD.
本社・演奏所が入居する宮日会館(宮崎市高千穂通)
本社・演奏所が入居する宮日会館(宮崎市高千穂通)
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
880-0812[注 1]
宮崎県宮崎市高千穂通1丁目1番33号 宮日会館10階
北緯31度54分59.6秒 東経131度25分33.7秒 / 北緯31.916556度 東経131.426028度 / 31.916556; 131.426028座標: 北緯31度54分59.6秒 東経131度25分33.7秒 / 北緯31.916556度 東経131.426028度 / 31.916556; 131.426028
設立 1984年昭和59年)5月4日
業種 情報・通信業
法人番号 1350001000228 ウィキデータを編集
事業内容 放送法に基づく超短波放送事業
代表者 代表取締役社長 関計夫
資本金 1億円(2023年時点)
売上高 3億3,259万円(2021年3月期)[3]
営業利益 ▲2,811万円(2021年3月期)[3]
経常利益 ▲871万円(2021年3月期)[3]
純利益 ▲1,737万円(2021年3月期)[3]
決算期 3月31日[3]
主要株主 宮崎日日新聞社 18.8%
朝日新聞社 11.2%
(2021年12月28日時点)[4]
外部リンク https://joyfm.co.jp/
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エフエム宮崎
MIYAZAKI FM BROADCASTING CO., LTD.
放送対象地域 宮崎県
系列 JFN系
略称 なし
愛称 JOY FM
コールサイン JOMU-FM
開局日 1984年12月1日
本社 880-0812
宮崎県宮崎市高千穂通1丁目1番33号 宮日会館10階
演奏所 本社と同じ
親局 / 出力 宮崎 83.2MHz / 1kW
主な中継局 延岡 89.5MHz
高千穂 84.9MHz
串間 80.7MHz
公式サイト https://joyfm.co.jp/
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株式会社エフエム宮崎(エフエムみやざき、: MIYAZAKI FM BROADCASTING CO., LTD.[5])は、宮崎県放送対象地域として超短波放送(FMラジオ放送)を行っている特定地上基幹放送事業者である。通称FM宮崎[6][7]愛称JOY FM(ジョイ エフエム)。

コールサインはJOMU-FM。JFN系列FMラジオ局FMQリーグにも加盟する。

概要

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宮崎県の民間放送局では唯一の、宮崎県全域を放送対象地域とするFMラジオ局。地元紙宮崎日日新聞社(第1位の大株主)およびテレビ宮崎 (UMK、第3位の大株主) の関連企業である。宮崎日日新聞社取材のニュースが「宮崎日日新聞ローカルニュース」として開局時から放送されている。ほかには朝日新聞社(第2位の大株主)とも提携関係を強化している。

1984年開局より本社・演奏所(スタジオ)はUMKの敷地内にある『UMKスポーツスタジオ』を増床するかたちで設けられていたが、社屋の老朽化を理由に2024年4月1日より宮崎日日新聞社本社(宮日会館)の10階へ移転し、放送機材も一新した[8][9]

事業所

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本社・演奏所
東京支社

沿革

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1984年開局から2024年3月までの本社・演奏所(UMKスポーツスタジオ、宮崎市祇園2丁目78番地)

送信所

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鰐塚送信所(親局)

4送信所を設置し、宮崎県のほぼ全域(北部山間部を除く)、鹿児島県錦江湾沿岸と大隅半島全域、種子島屋久島、さらには四国の一部(高知県南西部)を公式のサービスエリアとしている[注 6]。ただし状況によってはサービスエリア内で受信できないことがある一方で、サービスエリア外でエフエム宮崎を受信できることもある。

北部山間部の入郷地区(美郷町諸塚村椎葉村)や西米良村などを中心に聴取が困難、あるいは不可能な地域が存在する[18][19]。このうち入郷地区については、NHK-FMの中継局は設置されている。

開局時の中継局は延岡のみ。このため、県北西部の高千穂地区を中心に聴取できない地域が存在したが、開局当初から鹿児島県・四国の一部はサービスエリアとしていた[18][14]。また、サービス放送期間中には奄美大島や高知県からの受信報告があった[20]。ちなみに開局時には串間・高千穂・日向・東郷への中継局設置計画や西郷への中継局設置構想があったが[18][14]、実現したのは串間と高千穂の2中継局のみ。

親局 周波数 空中線電力 備考
宮崎 83.2MHz 1kW テレビ宮崎と施設を共用。
送信所は鰐塚山(海抜1,118m)にあり、宮崎県の南部(串間市などを除く)と北部の一部を対象としている。
また鹿児島県の大隅半島全域と霧島市鹿児島市種子島屋久島も公式のサービスエリアとしており、
鹿児島県内のカバー率は6割を超える。
これは人口に換算すると宮崎県内のカバー人口をわずかに上回り(2007年時点で宮崎県・鹿児島県いずれも約112万人[注 6])、
大隅地方の山間部を中心に地元のエフエム鹿児島(1992年開局)のサービスエリア[注 7]から外れる一方で、エフエム宮崎のサービスエリアに含まれている地域も存在する。
南日本新聞(鹿児島県の地方紙)では開局当初から2024年1月28日まで『JOMU・FM宮崎』(2005年2月13日付から『JOY・FM宮崎』)として当局の番組表を掲載していた[注 8]
中継局 周波数 空中線電力 備考
延岡 89.5MHz 200W NHKと施設を共用。
延岡市とその周辺が対象。
高千穂 84.9MHz 100W テレビ宮崎と施設を共用。開局後の1986年に設置。
主に高千穂町を中心とした西臼杵郡が対象。
串間 80.7MHz 10W テレビ宮崎と施設を共用。開局後の1986年に設置。
主に串間市内が対象。

資本構成

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企業・団体の名称、個人の肩書は当時のもの。出典:[21][22][23][24]

2015年10月1日

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株主 比率
宮崎日日新聞社 18.81%
朝日新聞社 11.20%

過去の資本構成

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主な番組

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通常は終夜放送=24時間放送を実施しているが、月曜の2:00 - 5:00(日曜深夜)に放送を休止する。2:00の時報後の局名告知(エンディング)が流された後にすぐ停波し、4:50頃からピー音を発射(「シ」の音)した後、4:56頃に局名告知(オープニング)を放送して1週間の放送を開始する[注 12]

現在

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2024年4月時点。現在の番組の詳細は、公式サイトのタイムテーブルまたはプログラムを参照。

随時
  • J's Time / J's Spot
エフエム宮崎におけるパワープレイナンバーを放送する番組。
  • JOY FM NEWS & WEATHER INFORMATION
ニュース天気予報を伝える。宮崎日日新聞の協力で曜日・時間帯により担当が異なる。時間帯によっては番組コーナーとして扱われる。フリーアナウンサーもニュースを読んでいる。
かつては読売新聞朝日新聞の協力による全国ニュースも平日に放送されていたが2011年3月までに終了。2007年4月時点では月曜・水曜・金曜に朝日新聞、火曜・木曜に読売新聞による全国ニュースが放送されていた(同時点での放送時間は7:55、9:20、11:55、18:55、19:55の1日5回)[注 13]
  • JOY FM TRAFFIC INFORMATION
日本道路交通情報センター (JARTIC)の協力で交通情報を平日と土曜日に放送[25]。時間帯によっては番組コーナーとして扱われる。
  • Today みやざき(月曜 - 金曜 9:06 - 9:11、日曜 10:55 - 11:00)[26]
宮崎県の県政・広報番組。平日は9時台に番組コーナー、日曜日は単独番組として放送される。2007年4月時点では土曜日も放送していた[注 13]
レギュラー番組
  • 〜Good Morning Miyazaki〜 JOYFM HYBRID MORNING(月曜 - 木曜 8:20 - 10:55)[27] - DJ:木村つづく・尾崎まな(月曜・火曜、2023年4月 - )[27]・児玉真美(水曜・木曜、2012年4月2日 - )
2005年4月開始(当初の放送時間は8:21 - 10:50)、当初から木村つづくと女性パーソナリティーの2人体制である[28]。2007年時点では鹿児島県の天気予報も番組中に読み上げていたほか、2024年現在も続く「ザ・ランキング」「ボイス・トゥ・ボイス みやざき100万人の声」のコーナーも既に放送されていた[29]
過去のパーソナリティー:榎木田智子(2007年5月 - 2012年3月29日)、梅田美賀(2012年4月4日 - 2013年3月28日)、村上史(水曜・木曜、2013年4月3日 - 2015年3月)、赤間瞳(月曜・火曜、2015年4月 - 2023年3月28日[30]
  • 夕mix〜音の旅〜(平日 16:00 - 16:54) - パーソナリティ:加藤亮作
2015年4月1日放送開始。宮崎県内のオールジャンルのDJが選曲・MIXした音楽を放送。
「耳恋」公開イベント開始前の様子(2022年11月13日、イオンモール宮崎中庭)
  • Radio Paradise 耳が恋した![7](月曜 - 木曜 17:15 - 18:55) - メインDJ:濱田詩朗(シロー) アシスタント:コレナガカオリ(月曜)、黒木梨澄(火曜)、小野一絵(水曜)、加藤亮作(木曜)
通称耳恋。「耳が恋した!」は1999年当時の局のキャッチコピー[11]
2000年4月開始。当初は金曜日を含む平日19:00 - 19:55枠でのオールリクエスト番組であり、後にメインDJとなる濱田詩朗(シロー)は水曜・木曜パーソナリティーのひとりであった。月・火は藤森皇一と江藤友光子、水・木は濱田詩朗と永田友美、金曜は斉藤尚美が担当していた[31]。2002年4月時点では平日18:30 - 19:55の枠でシローとアシスタント2名を合わせた3人体制での放送であった[32]。2003年10月より月曜 - 木曜の同時間帯での放送となり[33]この際にオールリクエスト番組から一般的なリクエスト番組となり、シローとアシスタント(当時は局アナウンサーの米谷奈津子)の掛け合いを重視するスタイルへと変化した[34]。2013年9月より17:10 - 18:50に番組枠を移行し、2019年4月より19時台に再進出したが、2024年4月に18時台までの放送となる。
2005年5月16日放送分よりイオンモール宮崎のサテライトスタジオからの生放送を行っていたが[35]、2017年6月1日放送分をもって終了し、6月5日放送分よりエフエム宮崎のスタジオからの生放送を行っている。
  • ら・ら・ラジオ♪(金曜 8:20 - 10:55) - DJ:奥山真帆
  • Bunnyのナツウタ~昭和歌謡をあなたに~(金曜 11:30 - 13:55) - パーソナリティー:Mr.バニー
昭和に発売された楽曲のみを流していた『昼どき!歌謡パラダイス』のコンセプトを引き継いだ番組。パーソナリティーは『昼どき!歌謡パラダイス』の2011年4月から番組終了の2013年3月の毎週木曜日のパーソナリティーを担当していたMr.バニーが担当。12時55分からミニ番組があるため、一旦番組を終わる際は「一時台もよろしく哀愁」と結び、番組の締めは2019年4月分より、後続番組『マダムとマドカの魔女会』の番組タイトルをもじって「この後は、悪魔と悪魔は◯◯◯でお楽しみ下さい」という番組紹介で結び、別れの挨拶は「バイバイキーン」で終わる。関連会社テレビ宮崎の『さんさんサタデー』で共演した重信優(マー坊)が死去した週の放送にはマー坊追悼メールが届き、『さんさんサタデー』のテーマ曲だった高中正義の「LADY TO FLY」がリクエストされた。
  • マダムとマドカの魔女会(金曜 14:00 - 15:50)パーソナリティー:マダム、山本円
  • SUPER FRIDAY DJ POCKY's RADIO SHOW! WEEKEND JAM(金曜 17:05 - 19:00)[6] - DJ:DJ POCKY
かつて金曜日の8:20 - 18:55に設定されていたワイド枠『SUPER FRIDAY』(スーパーフライデー)を2021年現在も名乗っている。
2000年4月開始。現行とほぼ同じ放送枠となったのは2015年4月以降[36]。番組開始当初は12:00 - 14:50と17:00 - 18:55[31]、2002年時点では11:30 - 15:55と17:00 - 18:30[32][37]、2007年4月時点では11:30 - 15:55と17:00 - 18:55の二部構成で[注 13]、2015年3月時点では13:00 - 15:55の枠で放送していた。
2009年時点では20代から40代までを対象としていたが、実際の番組内容は20代・30代が中心との指摘があった[38]
  • ぱかぱかしちょるよ!(土曜 9:00 - 9:30)パーソナリティー:せんじ
2024年1月開始。2023年に実施された「MASPオーディション」(宮崎を愛しすぎたパーソナリティ・オーディション)のグランプリ受賞者による番組。
  • アクセス〜就労支援情報チャンネル〜(土曜 9:30 - 9:40)
  • ケイコの Life is Journey(土曜 11:25 - 11:40)パーソナリティー:河野景子
2024年1月開始。
  • DJ SOULJAH "PRIMECUTS"(土曜 12:00 - 12:50)
  • ポッキーのDX RADIO CLUB(土曜 18:00 - 18:55)パーソナリティー:DJ POCKY、成田郷、Mr.Bunny
  • 今夜もバニー先輩!(土曜 20:00 - 20:55)[39] - DJ:Mr.Bunny
  • dig app!(日曜 18:00 - 18:55) - DJ:奥山真帆
2020年4月に月曜 - 木曜の帯番組(13:30からの25分番組)として開始。2024年4月より週1回の55分番組となった。帯番組時代は最新の楽曲やテーマに沿った楽曲を掛け流す音楽番組であったが、2024年4月以降は書籍や映画の紹介、アーティストからのコメントやインタビューを紹介するコーナーを追加している[40]
  • KENTA KASHIWADEの声が枯れるまで(毎月第1日曜 19:00 - 19:55)パーソナリティー:膳憲太、DJ SHIRO、加藤亮作
元は2019年お正月に1回限りで放送された特別番組だったが、現在毎月第1日曜日と、ツキイチではあるがレギュラー放送として復活して放送されている。コンセブトはボケ役のDJ SHIROと加藤亮作がボケまくり、元同局のアナウンサーで現在は営業部所属の膳憲太の声を枯らす事である。

過去

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平日

  • FMモーニングワイド(開局当初の朝ワイド番組、1986年2月時点では8:20 - 10:00に放送[15]
  • Morning Spice(月曜 - 金曜 7:30 - 10:55)
  • M's Press(月曜 - 木曜 7:30 - 9:00、2001年4月 - 2003年9月)
2001年度は『AREA J-Morning M's Press』として月曜 - 金曜 7:30 - 9:00の枠で放送[41]、2002年度以降は月曜 - 木曜に短縮しAREA J-Morningの冠を外した[32]。2003年10月の改編で終了し、Open Sesame!(JFNC)の部分ネット開始とアサラジ・スクエアの放送枠拡大がなされた[42][43]
  • アサラジ・スクエア(月曜 - 木曜 8:21 - 10:55、2001年4月 - 2005年3月)
2001年度は『AREA J-Morning アサラジ・スクエア』として月曜 - 金曜 9:00 - 10:55の枠で放送[41]、2002年度以降は月曜 - 木曜に短縮しAREA J-Morningの冠を外した[32]。2003年10月より8:21 - 10:55に枠を拡大し、後番組『HYBRID MORNING』とほぼ同じ放送時間となった[44][45]。2003年10月以降の正式な番組名は「膳憲太のアサラジ・スクエア」と冠が付く[46][47]
番組開始当初は17:00 - 18:55枠で米谷奈津子(月・火)、川内裕子(水)、藤木直美(木)が担当[31]。2002年4月時点では17:10 - 18:30の枠で落水七重が担当[32]
  • トワイライト・ステーション(月曜 - 金曜 18:06 - 19:55)
1986年2月時点では17:00 - 18:30に放送[15]
1990年代頃はDJ POCKY(坂元誠一、3代目パーソナリティー)とPeko(横山由美)が担当[48]
  • NTTミュージックサロン(1986年時点の昼ワイド番組)DJ:柿塚日香里[15]
  • 昼どき!歌謡パラダイス(月曜 - 木曜 11:30 - 12:55、2005年4月 - 2013年3月 DJ:甲斐完治(月)鬼束雄人(火)、Joe(水)、Mr.バニー(木)
2005年4月開始。中高年層を対象にしたリクエスト番組[49]で、昭和時代の邦楽[注 14][注 15]を放送する。後述の『TIME AFTER FOUR』と異なり、リスナーの便りが(リクエスト以外で)読まれたり、音楽とは直接は関係ないコーナーも存在する。聴取率は高いとされ[50]、最高で20%を超えることもあった[51]オフ会も実施されている[52]。2011年4月よりパーソナリティーが萩原純から日替わりに変更。EDは放送開始から荒井由実の「あの日にかえりたい」だったが、2011年11月から誕生日メッセージを読む「お誕生日コーナー」のコーナーのテーマ曲として月曜担当であるシンガソングライターの甲斐完治の作詞・作曲・編曲・プロデュースによる「愛する君よ…happy birthday」と言う曲が流れる。歌はJ&B×Hirupara All Star's(Jaffe&Bunny with Hirupara All Star's)である。Jaffeこと甲斐完冶と木曜担当のMr.バニーが大部分を歌っているが、火曜担当の鬼束雄人、水曜担当のJoe歌唱部分もあり、全パーソナリティーが参加している。後にコンセプトを引き継いだ『Bunnyのナツウタ~昭和歌謡をあなたに~』が始まる。
  • TIME AFTER FOUR(月曜 - 金曜 16:00 - 16:55、1987年10月 - 2015年3月) DJ:甲斐裕三郎(3代目、1996年から)
1987年10月開始。1950年代から1980年代までの洋楽をフルコーラス(エアチェックが可能な状態)で放送する(番組末期には1990年代前半の楽曲も放送していた)。選曲はパーソナリティー自身によるものと、リスナーからのリクエストで構成、進行はタイトルを紹介し、楽曲を掛け流すだけのシンプルなスタイルであった。2015年3月31日、7,122回をもって終了。27年半で延べ10万曲を放送した[53]。歴代パーソナリティーは杉田忠教(初代)、鎌田文夫(2代目)、甲斐裕三郎(3代目)[54]
2003年時点では、金曜日は1980年代のディスコシーンをイメージしたプログラムとして、1980年代の楽曲をノンストップ・ミュージック構成で放送していた[55]
  • グッドタイム(月曜 - 木曜 14:00 - 15:44、2016年10月3日 - 2024年3月28日) - DJ:樋口千穂(月曜・木曜)・マダム(火曜・水曜)
番組開始から2020年末までは樋口千穂が全曜日を担当。樋口の出産準備のため2021年1月より日替わりパーソナリティに変更。2022年4月より産休明けの樋口千穂が番組に復帰した。2020年3月までは13:30開始であった。
歴代パーソナリティー:藤元丈生(火曜、2023年4月[27] - 2023年9月)

金曜日

  • AREA J-Morning(金曜 8:20 - 10:55、2002年4月 - 2015年12月25日) DJ:S@KO・柿塚日香里
パーソナリティーのS@KOが病気療養に専念するため降板。代役パーソナリティーがいなかったため、番組自体も終了した[56]
  • Reset♪(金曜 8:20 - 10:55、2016年1月 - 2018年3月) - DJ:新坂恵梨

土曜日

日曜日

  • 音処みほちる(日曜 20:30 - 20:55) DJ:馬原美穂
  • University Radio Cross(日曜 22:00 - 22:30)
宮崎大学宮崎産業経営大学宮崎国際大学の学生による制作。
  • さくまひできの切ない夜は耳を澄まして - Kiss-FM KOBE・エフエム鹿児島にもネット
  • SOUND ORIGINATOR(日曜 21:00 - 21:55、 - 2010年3月、全1147回) DJ:甲斐裕三郎・中神美智子・山下浩(3代目アシスタント)
時間帯を移動しながらも23年間続いた長寿番組だった。
  • ワンダフルライフ4060(日曜 22:00 - 22:55、2005年4月 - 2010年3月) DJ:樋口恭雄・寺原リサ

その他

  • FLASH BACK TO THE DISCO
  • ミュージック・パレット
  • サザン・ウィンド (Southern Wind)
DJ POCKYのデビュー番組(当時は本名の坂元誠一として出演)。アメリカ風のDJスタイルで進行する番組。1985年8月に30分番組[注 16]として開始、後に日曜17時からの1時間番組となった[57][58]
  • WEEKLY TOP10
  • ウィークエンド・フラッシュ
  • おしゃべりムーンライト
  • LIVE INFORMATION(金曜 11:30 - 11:50) DJ:中武秀太
  • 音楽の森♪みやざき(日曜 8:00 - 8:50) パーソナリティー:桐原直子
エフエム宮崎の自社制作番組では唯一クラシック音楽を扱う[59]
  • みやざきスポーツナビ(土曜 9:00 - 9:30) パーソナリティー:柳田みより
  • Ride on 5!!(金曜 17:00 - 18:45) DJ:膳憲太
2007年4月2日に月曜 - 木曜の帯番組として開始[注 13]、2013年9月より金曜に枠を移動。番組開始当初は前番組『EVENING RADIO JJ』の落水時代と同様に生活情報などを伝えていた[60]
  • FLASH BACK -Classic Disco Mix-(金曜 19:00 - 19:55、- 2013年3月) DJ:DJ MACHAN
  • Crush On Radio(金曜 19:00 - 19:55) - DJ:KAZ・山本円
  • Yummy × Yummy(金曜 14:00 - 15:50、- 2019年3月) - DJ:マダム、中山真紀
  • キリンビールプレゼンツ 寺田奈央の「一番レシピ」(土曜 15:55 - 16:00) - 寺田奈央
  • つづくとしろうの見える密会ラヂオ(日曜 18:00 - 18:30) - DJ:木村つづく、シロー 宮崎ケーブルテレビと同時放送。
  • DJ POCKYのSUPER RADIO CLUB(土曜 18:00 - 18:55、1991年 - 2020年9月26日) - DJ:DJ POCKY・山元彩加
29年続いた長寿番組。DJ POCKYが宮崎県内で活躍する「人」に焦点をあてスタジオに招きトークをする。
  • STESSA WEEKEND PRESENTS「シンプルライフの法則!」(土曜 12:00 - 12:55) - パーソナリティー:Mr.バニー

パン対決

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上記の番組のうち、『HYBRID MORNING』と『AREA J-Morning』の2番組間でパン対決を2回実施した。コンビニエンスストアエブリワン(宮崎県内と鹿児島県曽於市内の店舗のみ)でそれぞれ1週間の限定発売。罰ゲームとして勝った番組の宣伝を、自らの番組内で行うことになっている。

  • 第1回(2006年)
「木村のチョコナン」 (HYBRID MORNING) と「サコパン」・「昭和パン」 (AREA J-Morning) 。僅差でHYBRID MORNINGの勝利。
  • 第2回(2007年7月)
「うなる巻」 (HYBRID MORNING) と「冷汁南ぱん」 (AREA J-Morning) 。「うなる巻」は台風4号の影響により、事実上6日間の販売。23対6(売り上げが上回った店舗数)でAREA J-Morningの勝利。

マスコットキャラクター

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垂れ幕に描かれているキャラクターが「きいちょん」(2007年12月)

局キャラクターとして「きいちょん」というキャラクターがいる。音声メディアである性質上、番組内で言及されることはほとんどないが、公式サイトや番組表などに登場している。名前の由来は、宮崎弁で「聞いてる」の意味を持つ「きいちょる」から来ている。

アナウンサー

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現在

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公式サイトや新聞広告[61]では「パーソナリティ」として他出演者とまとめて紹介されているが、正式に「アナウンサー」と採用されているのは以下の2人のみ。所属は編成制作部となる[62]

  • 吉良力郎
  • 奥山真帆 - 唯一の女性アナウンサー。

過去

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  • 坂井淳子(現在、フリー)
  • 久保田恵美
  • 竹中清
  • 横山由美(現在:フリー。実弟は中国放送アナウンサー・横山雄二[63]
  • 坂元誠一(現:DJ POCKY
  • 島田千賀子
  • 関根信宏 (現在:フリー 元:長崎放送アナウンサー)
  • 落水七重(現在:フリー、元:Kiss-FM KOBEアナウンサー)
  • 米谷奈津子(現在:フリー、ノーメイク所属)
  • 佐藤信洋
  • 中武秀太
2008年入社。『ライブインフォメーション』のパーソナリティで、『Radio Paradise 耳が恋した!』のスタッフでもある。JFN38局で放送される『コスモアースコンシャスアクト ずっと地球で暮らそう。』エフエム宮崎担当。『Radio Paradise 耳が恋した!』では、シュウトラマンと呼ばれていた。
  • 榎木田智子(現在:フリー、ストレスゼロ・トレーナーとしての活動も始めた)
  • 膳憲太(現在:営業部) - 『Ride on 5!!』のパーソナリティでもある。なお、膳(苗字)は「かしわで」と読む。難読であるため読み間違われることがあるらしい。さらに郵便物では「繕」とか漢字を間違われることもあるらしい[要出典]
  • 村上史 (現在:NHK広島放送局キャスター)

脚注

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注釈

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  1. ^ 初代社屋(UMKスポーツスタジオ、宮崎市祇園2丁目78番地)では個別郵便番号「880-8583」を設定していたが[1]、現社屋(宮日会館)では個別郵便番号は廃止されており、宮崎市高千穂通に設定されている「880-0812」をそのまま使用している[2]
  2. ^ 青森、秋田、岩手、山形、長野、群馬、埼玉、千葉、神奈川、山梨、富山、福井、三重、京都、兵庫、山陰、山口、高知、熊本、大分、宮崎、沖縄
  3. ^ 『宮崎日日新聞』1984年11月11日付1面コラム「くろしお」欄で西米良、椎葉、高千穂一帯でエフエム宮崎の放送が聞こえない旨に言及している。また同年11月24日付8面(広告)に掲載したサービスエリア図においても高千穂地区や入郷地区、西米良村はサービスエリアから外れている。
  4. ^ 『宮崎日日新聞』1984年11月24日付8面(広告)に掲載したサービスエリア図では、愛媛県松山市から高知県宿毛市にかけての地域をサービスエリアとしている(鰐塚送信所と延岡中継局のどちらでカバーしているかは言及していない)。
  5. ^ 『宮崎日日新聞』1984年11月24日付8面(広告)に掲載したサービスエリア図では、大隅半島の大部分(垂水市以南の錦江湾沿岸を除く)と霧島市から姶良市、鹿児島市にかけての地域、種子島と屋久島をサービスエリアとしている。
  6. ^ a b 『FM Miyazaki time table』(2007年4月期)に基づく。2016年4月期、および以後のタイムテーブルにはエリアマップおよびエリア内人口は掲載していない。また、三才ブックス『ラジオ番組表』にもエリアマップは収録されていない。
  7. ^ 『南日本新聞』1992年9月30日付朝刊掲載のエフエム鹿児島開局に関する特集記事(広告扱い)において、エフエム鹿児島のサービスエリア図が掲載されている。曽於市や鹿屋市北部は鹿屋中継局や阿久根中継局エリアの外縁部またはエリア外となっている。
  8. ^ 南日本新聞では2024年1月29日付での紙面レイアウト変更に伴い地上波放送局の掲載を鹿児島県域局と鹿児島シティエフエムのみに限定し、周辺各県の放送局(熊本・宮崎・沖縄のテレビ各局と宮崎のラジオ各局)の番組表掲載を取りやめている。
  9. ^ a b c エフエム宮崎 非常勤取締役
  10. ^ a b エフエム宮崎 代表取締役社長
  11. ^ エフエム宮崎 非常勤取締役相談役
  12. ^ 「radiko」では「放送休止」の番組名でオープニング・クロージングおよび試験音声も含めて配信している(タイムフリー機能での聴取も常時可能)。
  13. ^ a b c d 記述はエフエム宮崎2007年4月期タイムテーブルに基づく(三才ブックス『ラジオ番組表』にも掲載)[要ページ番号]
  14. ^ 1989年の楽曲は昭和64年扱い。昭和時代に発表された楽曲であれば平成に出されたカバー曲も放送される。
  15. ^ 祝日のみスタジオ生放送の場合は平成の曲を放送する。
  16. ^ 『宮崎日日新聞』1985年8月16日付記事では日曜14時からの30分枠、『DJポッキーとぉくJAM マイクの向こうに笑顔が見たいから』では土曜14時からの30分枠としている。

出典

[編集]
  1. ^ 「FM宮崎(JOY FM)」『ラジオ番組表 2023年秋号』三才ブックス、2023年11月1日 pp.212-213
  2. ^ 「FM宮崎(JOY FM)」『ラジオ番組表 2024年春号』三才ブックス、2024年5月1日 pp.212-213
  3. ^ a b c d e 「決算 県内 13日 エフエム宮崎(宮崎市)」『宮崎日日新聞』2021年5月14日7面。
  4. ^ 基幹放送事業者の議決権保有状況等 地上系放送事業者 - 総務省電波利用ホームページ
  5. ^ Members Directory 2019”. 日本民間放送連盟. 2021年6月5日閲覧。
  6. ^ a b 長渕剛、口蹄疫被災地で熱いメッセージ「一緒にがんばろう!」”. 音楽ナタリー (2010年10月31日). 2023年5月5日閲覧。
  7. ^ a b “耳恋リスナーの聖地”. 宮崎日日新聞. (2021年8月28日). https://www.the-miyanichi.co.jp/horou/_56096.html 2023年5月5日閲覧。 
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  9. ^ a b 宮日会館に本社移転 エフエム宮崎公開放送」『宮崎日日新聞』2024年4月2日16面。
  10. ^ FMK開局30周年記念誌編纂委員会 編『( ) goes on. FMK -未来を拓く ときめきラジオ-』エフエム熊本、2015年7月1日 p.9
  11. ^ a b c d e f g h 「テレビ宮崎グループ紹介」『UMKテレビ宮崎の30年』p.167
  12. ^ a b c 「10日からサービス放送 エフエム宮崎」『宮崎日日新聞』1984年11月7日3面。
  13. ^ 『宮崎日日新聞』2022年12月1日4面(全面広告)
  14. ^ a b c d 「「楽しい さわやか番組を」 FM宮崎が開局記念式典」『宮崎日日新聞』1984年11月25日14面。
  15. ^ a b c d e 「2年目迎えた FM宮崎」『宮崎日日新聞』1986年2月2日8面。
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  17. ^ 4月1日 radiko 配信スタート!”. JOY FM(FM宮崎) (2020年3月23日). 2020年3月25日閲覧。
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  19. ^ 『宮崎日日新聞』1984年11月24日8面(広告、開局当初のサービスエリア図を掲載)
  20. ^ 「FM宮崎 あすから本放送 2日未明まで記念番組」『宮崎日日新聞』1984年11月30日18面。
  21. ^ 地上系放送事業者 マスメディア集中排除原則について 総務省電波利用ホームページ(国立国会図書館のアーカイブ:2015年12月2日収集)
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  57. ^ 「坂元誠一 - 日南出身DJ」『宮崎日日新聞』1985年8月16日8面。
  58. ^ 坂元誠一『DJポッキーとぉくJAM マイクの向こうに笑顔が見たいから』鉱脈社、2002年 pp.48-49
  59. ^ 第254回番組審議会(2007年11月20日)(2010年4月21日時点のアーカイブ
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  61. ^ 『宮崎日日新聞』2008年4月5日の社会面など。
  62. ^ 第250回番組審議会、第259回番組審議会(2008年4月22日)(2010年4月21日時点のアーカイブ)など。
  63. ^ 横山由美のペコログ・2011年12月31日

参考文献

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  • 『宮崎日日新聞』 宮崎日日新聞社、1984年11・12月。
  • 『UMKテレビ宮崎の30年』 テレビ宮崎、2002年。
  • 『南日本新聞』 南日本新聞社、1984年12月・2005年2月。
  • 『FM Miyazaki time table』 エフエム宮崎、2007年4月。
  • 日本民間放送連盟・編 『日本民間放送年鑑 2009(平成20年度版)』 コーケン出版、2009年11月。

関連項目

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  • 小坂恭子 - シンガーソングライター、イメージソング「サウンドシャワー」を作詞作曲、歌唱している。近年では開局日の12月1日を中心に自社番組で選曲される。

外部リンク

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