ニューヨーク映画批評家協会賞 脚本賞
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ニューヨーク映画批評家協会賞 脚本賞は、ニューヨーク映画批評家協会によって贈られる賞のひとつである。
受賞者
[編集]1950年代
[編集]年 | 受賞作品 | 脚本家 | 原作 |
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1956 | 『八十日間世界一周』 | ジェームズ・ポー ジョン・ファロー S・J・ペレルマン |
ジュール・ヴェルヌ『八十日間世界一周』 |
1957 | 無し | ||
1958 | 『手錠のまゝの脱獄』 | ネドリック・ヤング ハロルド・ジェイコブ・スミス |
— |
1959 | 『或る殺人』 | ウェンデル・メイズ | ロバート・トレイバー『錯乱』 |
1960年代
[編集]年 | 受賞作品 | 脚本家 | 原作 |
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1960 | 『アパートの鍵貸します』 | I・A・L・ダイアモンド ビリー・ワイルダー |
— |
1961 | 『ニュールンベルグ裁判』 | アビー・マン | アビー・マン『ニュールンベルグ裁判』 |
1962 | 新聞ストライキのため中止 | ||
1963 | 『ハッド』 | アーヴィング・ラヴェッチ ハリエット・フランク・Jr |
ラリー・マクマートリー『Horseman, Pass By』 |
1964 | 『召使』 | ハロルド・ピンター | ロビン・モーム『The Servant』 |
1965 | 受賞無し | ||
1966 | 『わが命つきるとも』 | ロバート・ボルト | ロバート・ボルト『わが命つきるとも』 |
1967 | 『俺たちに明日はない』 | デイヴィッド・ニューマン ロバート・ベントン |
— |
1968 | 『かわいい毒草』 | ロレンツォ・センプル・ジュニア | ステファン・ジェラー『She Let Him Continue』 |
1969 | 『ボブ&キャロル&テッド&アリス』 | ポール・マザースキー ラリー・タッカー |
— |
1970年代
[編集]年 | 受賞作品 | 脚本家 | 原作 |
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1970 | 『モード家の一夜』 | エリック・ロメール | — |
1971 | 『ラスト・ショー』 | ラリー・マクマートリー ピーター・ボグダノヴィッチ |
ラリー・マクマートリー『The Last Picture Show』 |
『日曜日は別れの時』 | ペネロープ・ギリアット | — | |
1972 | 『叫びとささやき』 | イングマール・ベルイマン | — |
1973 | 『アメリカン・グラフィティ』 | ジョージ・ルーカス グロリア・カッツ ウィラード・ハイク |
— |
1974 | 『ある結婚の風景』 | イングマール・ベルイマン | — |
1975 | 『アデルの恋の物語』 | フランソワ・トリュフォー シュザンヌ・シフマン ジャン・グリュオー |
フランセス・V・ギール『アデル・ユーゴーの日記』 |
1976 | 『ネットワーク』 | パディ・チャイエフスキー | — |
1977 | 『アニー・ホール』 | ウディ・アレン マーシャル・ブリックマン |
— |
1978 | 『結婚しない女』 | ポール・マザースキー | — |
1979 | 『ヤング・ゼネレーション』 | スティーヴ・テシック | — |
1980年代
[編集]年 | 受賞作品 | 脚本家 | 原作 |
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1980 | 『メルビンとハワード』 | ボー・ゴールドマン | — |
1981 | 『アトランティック・シティ』 | ジョン・グアーレ | — |
1982 | 『トッツィー』 | ラリー・ゲルバート マレー・シスガル |
— |
1983 | 『ローカル・ヒーロー/夢に生きた男』 | ビル・フォーサイス | — |
1984 | 『プレイス・イン・ザ・ハート』 | ロバート・ベントン | — |
1985 | 『カイロの紫のバラ』 | ウディ・アレン | — |
1986 | 『マイ・ビューティフル・ランドレット』 | ハニフ・クレイシ | — |
1987 | 『ブロードキャスト・ニュース』 | ジェームズ・L・ブルックス | — |
1988 | 『さよならゲーム』 | ロン・シェルトン | — |
1989 | 『ドラッグストア・カウボーイ』 | ガス・ヴァン・サント ダニエル・ヨスト |
— |
1990年代
[編集]年 | 受賞作品 | 脚本家 | 原作 |
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1990 | 『ミスター&ミセス・ブリッジ』 | ルース・プラワー・ジャブヴァーラ | イヴァン・S・コネル『Mrs. Bridge』、『Mr. Bridge』 |
1991 | 『裸のランチ』 | デヴィッド・クローネンバーグ | ウィリアム・S・バロウズ『裸のランチ』 |
1992 | 『クライング・ゲーム』 | ニール・ジョーダン | — |
1993 | 『ピアノ・レッスン』 | ジェーン・カンピオン | — |
1994 | 『パルプ・フィクション』 | クエンティン・タランティーノ、ロジャー・エイヴァリー | — |
1995 | 『いつか晴れた日に』 | エマ・トンプソン | ジェーン・オースティン『分別と多感』 |
1996 | 『ミスター・コンプレックス/結婚恐怖症の男』 | アルバート・ブルックス モニカ・ジョンソン |
— |
1997 | 『L.A.コンフィデンシャル』 | カーティス・ハンソン ブライアン・ヘルゲランド |
ジェイムズ・エルロイ『L.A.コンフィデンシャル』 |
1998 | 『恋におちたシェイクスピア』 | マーク・ノーマン、トム・ストッパード | — |
1999 | 『ハイスクール白書 優等生ギャルに気をつけろ!』 | アレクサンダー・ペイン ジム・テイラー |
トム・ペロッタ『Election』 |
2000年代
[編集]年 | 受賞作品 | 脚本家 | 原作 |
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2000 | 『ユー・キャン・カウント・オン・ミー』 | ケネス・ロナーガン | — |
2001 | 『ゴスフォード・パーク』 | ジュリアン・フェロウズ | — |
2002 | 『アダプテーション』 | チャーリー・カウフマン ドナルド・カウフマン |
スーザン・オーリアン『蘭に魅せられた男 驚くべき蘭コレクターの世界』 |
2003 | The Secret Lives of Dentists | クレイグ・ルーカス | ジェーン・スマイリー『The Age of Grief』 |
2004 | 『サイドウェイ』 | アレクサンダー・ペイン ジム・テイラー |
レックス・ピケット『サイドウェイ』 |
2005 | 『イカとクジラ』 | ノア・バームバック | — |
2006 | 『クィーン』 | ピーター・モーガン | — |
2007 | 『ノーカントリー』 | コーエン兄弟 | コーマック・マッカーシー『血と暴力の国』 |
2008 | 『レイチェルの結婚』 | ジェニー・ルメット | — |
2009 | In the Loop | ジェシー・アームストロング サイモン・ブラックウェル アーマンド・イアヌッチ トニー・ローチ |
— |
2010年代
[編集]年 | 受賞作品 | 脚本家 | 原作 |
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2010 | 『キッズ・オールライト』 | リサ・チョロデンコ スチュアート・ブルムバーグ |
— |
2011 | 『マネーボール』 | スティーヴン・ザイリアン アーロン・ソーキン |
マイケル・ルイス『マネー・ボール』 |
2012 | 『リンカーン』 | トニー・クシュナー | ドリス・カーンズ・グッドウィン『リンカン』 |
2013 | 『アメリカン・ハッスル』 | デヴィッド・O・ラッセル エリック・ウォーレン・シンガー |
— |
2014 | 『グランド・ブダペスト・ホテル』 | ウェス・アンダーソン | — |
2015 | 『キャロル』 | フィリス・ナギー | パトリシア・ハイスミス『The Price of Salt』 |
2016 | 『マンチェスター・バイ・ザ・シー』 | ケネス・ロナーガン | — |
2017 | 『ファントム・スレッド』 | ポール・トーマス・アンダーソン | — |
2018 | 『魂のゆくえ』 | ポール・シュレイダー | — |
2019 | 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』 | クエンティン・タランティーノ | — |
2020年代
[編集]年 | 受賞作品 | 脚本家 | 原作 |
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2020 | 『17歳の瞳に映る世界』 | エリザ・ヒットマン | — |
2021 | 『リコリス・ピザ』 | ポール・トーマス・アンダーソン | — |
2022 | 『イニシェリン島の精霊』 | マーティン・マクドナー | — |
2023[1] | 『May December』 | サム・バーチ、アレックス・メチャニク | — |
脚注
[編集]- ^ Davis, Clayton (November 30, 2023). “New York Film Critics Awards: 'Killers of the Flower Moon' Wins Best Film, Christopher Nolan Takes Director (Full List)”. Variety. November 30, 2023閲覧。