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ヒョードル・クリモフ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ヒョードル・クリモフ
Fedor KLIMOV
フィギュアスケート選手
生誕 (1990-09-07) 1990年9月7日(34歳)
ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦
ロシア・ソビエト連邦社会主義共和国レニングラード
居住地 モスクワ
身長 181 cm
選手情報
代表国 ロシアの旗 ロシア
所属クラブ SDUSHOR サンクトペテルブルクオリンピック予備軍青少年スポーツ学校
開始 1994
引退 2018年9月8日
ISUサイト バイオグラフィ
ISUパーソナルベストスコア
総合229.442015 GPファイナル
SP76.152014 世界選手権
FS154.602015 GPファイナル
大会成績
国際スケート連盟主催大会 1 2 3
オリンピック 0 1 0
オリンピック(団体戦) 1 0 0
世界選手権 0 1 0
欧州選手権 0 3 1
グランプリファイナル 1 1 0
世界ジュニア選手権 0 1 1
ジュニアグランプリファイナル 0 1 0
合計数 2 8 2
フィギュアスケート

主要国際大会

オリンピック
2014 ソチ ペア
世界選手権
2014 さいたま ペア
欧州選手権
2012 シェフィールド ペア
2014 ブダペスト ペア
2015 ストックホルム ペア
2018 モスクワ ペア
グランプリファイナル
2014 バルセロナ ペア
2015 バルセロナ ペア
世界ジュニア選手権
2010 ハーグ ペア
2011 江陵 ペア
ジュニアグランプリファイナル
2010 北京 ペア

ヒョードル・アレクサンドロヴィチ・クリモフロシア語: Фёдор Александрович Климовロシア語ラテン翻字: Fedor Aleksandrovich Klimov1990年9月7日 - )は、ロシア出身の男子元フィギュアスケート選手(ペア)。パートナーはクセニヤ・ストルボワなど。

2014年ソチオリンピック銀メダリスト、団体戦金メダリスト。2014年世界選手権2位。2015年グランプリファイナル優勝。

経歴

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2012欧州選手権

2009年からクセニヤ・ストルボワとペアを組み、初めて出場した国際競技会となるISUジュニアグランプリ レークプラシッドで2位となり、ジュニアグランプリファイナルに進出。世界ジュニア選手権では3位の成績を修めた。

2010-2011シーズンはジュニアとシニアの掛け持ちのシーズンを送った。ジュニアグランプリ2戦では優勝し、ジュニアグランプリファイナルでは前年よりも順位を一つ順位を上げ2位となった。世界ジュニア選手権では前年の世界ジュニア選手権、そしてジュニアグランプリファイナルで敗れた高橋成美/マーヴィン・トラン組を上回り銀メダルを獲得した。

2011-2012シーズンより、シニアクラスへ完全移行。エリック・ボンパール杯のFSではジャンプの要素を全てでミスがあり、スピンやリフトでも失敗があるなど不安が残る内容となった。2度目の出場のロシア選手権では2位となった。試合終了時点では国際大会の代表には選ばれていなかったが、川口悠子/アレクサンドル・スミルノフ組の手術による欠場のため、補欠として欧州選手権への出場が決まった。試合では会心の出来の演技を披露し銅メダルを獲得。ロシアの表彰台独占に貢献した。

2012-2013シーズン、中国杯では3位、グランプリシリーズで初めてのメダルを獲得。ロシア選手権では2年連続の表彰台。当初は欧州選手権の代表に選ばれていなかったが、ベラ・バザロワ/ユーリ・ラリオノフ組の欠場のため、補欠として出場し6位。シーズン終了後にコーチをニーナ・モーゼルに変更した[1]

2013-2014シーズン、スケートアメリカで3位。ロステレコム杯はSP6位と出遅れるが、FSで初の130点台をマークし総合4位に順位を上げる。ロシア選手権では初優勝を果たした。欧州選手権ではSP・FS共に自己ベストを更新し初めて200点を突破。銀メダルを獲得した。ソチオリンピックの団体戦ではFSに出場し金メダルを獲得。個人戦ではSP・FSに自己ベストを更新し銀メダルを獲得した。初出場の世界選手権でも銀メダルを獲得した。

2014-2015シーズン、ロステレコム杯でグランプリシリーズ初優勝。エリック・ボンパール杯では開催地のフランスに合わせ、FSをフランス語ボーカルに変更し披露。連勝でグランプリファイナル初出場を決めた。ファイナルでも開催地に合わせスペイン語ボーカルバージョンでFSを披露し、銀メダルを獲得した。欧州選手権ではSPで首位に立ったものの、FSの最後のエレメンツであるスロー3回転サルコウの助走でクリモフが転倒するなどのミスで2位に順位を落とした。代表が決定していた世界選手権は次のシーズンへの準備のために欠場する[2][3]

2015-2016シーズン、スケートアメリカではSPでスロー3回転ルッツを転倒するなど精彩を欠き5位。FSではペア史上初めて3回転トウループ+3回転トウループ+2回転トウループのコンビネーションジャンプを成功させたが、最終順位は4位でメダルを逃した。ロステレコム杯では優勝。グランプリファイナルではSP1位、FSでは1人のジャッジからも、マイナス評価を受けない完璧な演技で大幅に自己ベストを更新し、優勝した。ロシア選手権は背中の痛みを理由に欠場した[4]欧州選手権の代表に選出されたが、練習中の肩の怪我で欠場を発表した[5]世界選手権では4位に終わった。

2016-2017シーズン、6月中旬にストルボワがスケート靴を替えたことから左足首に神経の問題が生じ、深刻な炎症に発展した[6]。それを理由にグランプリシリーズを欠場。ロシア選手権で試合に復帰し、0.93点差の接戦を制し3度目の優勝を果たした。欧州選手権では4年ぶりに表彰台を逃す4位。世界選手権のSPでは、3回転ツイストリフト・3回転スローフリップで転倒し、3回転トゥループでステップアウトするなどして13位スタート。FSでは3位で総合5位に順位を上げた。

2017-2018シーズン、グランプリシリーズでは2大会で銀メダルを獲得。グランプリファイナルでは4位。ロシア選手権と欧州選手権では同門のエフゲーニヤ・タラソワ/ウラジミール・モロゾフ組に後塵を拝し2位だった。一旦は平昌オリンピック代表は確実な状況だったが、ストルボワがIOCから出場を認められず、オリンピックへ出場への道は閉ざされた[7][8]。出場予定だった世界選手権は、ストルボワが右足の靭帯を断裂したために出場を辞退した[9]

シーズン終了後もストルボワとのペア続行を予定していたが[10]、8月31日にペア解散が発表された[11]。9月8日に現役引退を発表した[12]。引退後はフィギュアスケートのコーチに転身した。

主な戦績

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2011-2012シーズン以降

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大会/年 2011-12 2012-13 2013-14 2014-15 2015-16 2016-17 2017-18
冬季オリンピック 2
世界選手権 2 4 5
欧州選手権 3 6 2 2 4 2
ロシア選手権 2 3 1 1 1
GPファイナル 2 1 4
GP NHK杯 2
GPロステレコム杯 4 4 1 1 辞退 2
GPスケートアメリカ 3 4
GPエリック杯 7 5 1
GP中国杯 3
CSフィンランディア杯 3
CSネペラ杯 1
ユニバーシアード 1
ワルシャワ杯 1
ババリアンオープン 1
ニース杯 2

2010-2011シーズンまで

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大会/年 2009-10 2010-11
ロシア選手権 6
GPスケートアメリカ 5
世界Jr.選手権 3 2
ロシアJr.選手権 1 1
JGPファイナル 7 2
JGPオーストリア杯 1
JGPジョン・カリー記念 1
JGPミンスクアイス 7
JGPレークプラシッド 2
  • J = ジュニアクラス

詳細

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2017-2018 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2018年1月17日 - 20日 2018年ヨーロッパフィギュアスケート選手権モスクワ 3
72.05
3
137.23
2
221.60
2017年12月7日 - 10日 2017/2018 ISUグランプリファイナル名古屋 4
75.15
5
136.11
4
209.26
2017年11月10日 - 12日 ISUグランプリシリーズ NHK杯大阪 2
75.05
2
147.69
2
222.74
2017年10月20日 - 22日 ISUグランプリシリーズ ロステレコム杯モスクワ 2
71.39
2
133.04
2
204.43
2017年10月6日 - 8日 ISUチャレンジャーシリーズ フィンランディア杯エスポー 2
70.12
4
114.66
3
184.78
2016-2017 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2017年3月27日 - 4月2日 2017年世界フィギュアスケート選手権ヘルシンキ 13
65.69
3
141.03
5
206.72
2017年1月25日 - 29日 2017年ヨーロッパフィギュアスケート選手権オストラヴァ 4
73.70
4
142.81
4
216.51
2016年12月20日 - 25日 ロシアフィギュアスケート選手権チェリャビンスク 2
77.47
1
142.65
1
220.12
2015-2016 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2016年4月22日 - 24日 2016年コーセー・チームチャレンジカップスポケーン - 2
130.46
2
団体
2016年3月26日 - 4月3日 2016年世界フィギュアスケート選手権ボストン 5
73.98
4
140.50
4
214.48
2015年12月9日 - 13日 2015/2016 ISUグランプリファイナルバルセロナ 1
74.84
1
154.60
1
229.44
2015年11月20日 - 22日 ISUグランプリシリーズ ロステレコム杯モスクワ 1
75.45
1
139.25
1
214.70
2015年10月23日 - 25日 ISUグランプリシリーズ スケートアメリカミルウォーキー 5
63.41
2
125.65
4
189.06
2015年9月30日 - 10月4日 ISUチャレンジャーシリーズ オンドレイネペラトロフィーブラチスラヴァ 2
66.10
2
124.18
1
190.28
2014-2015 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2015年1月26日 - 2月1日 2015年ヨーロッパフィギュアスケート選手権ストックホルム 1
71.38
2
129.73
2
201.11
2014年12月24日 - 28日 ロシアフィギュアスケート選手権ソチ 1
75.72
2
136.38
1
212.10
2014年12月11日 - 14日 2014/2015 ISUグランプリファイナルバルセロナ 2
72.33
2
141.39
2
213.72
2014年11月21日 - 23日 ISUグランプリシリーズ エリック・ボンパール杯ボルドー 1
71.20
1
138.61
1
209.81
2014年11月14日 - 16日 ISUグランプリシリーズ ロステレコム杯モスクワ 1
69.09
1
142.88
1
211.97
2013-2014 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2014年3月24日 - 30日 2014年世界フィギュアスケート選手権さいたま 3
76.15
2
139.77
2
215.92
2014年2月6日 - 22日 ソチオリンピックソチ 3
75.21
2
143.47
2
218.68
2014年2月6日 - 22日 ソチオリンピック 団体戦(ソチ - 1
135.09
1
団体
2014年1月13日 - 19日 2014年ヨーロッパフィギュアスケート選手権ブダペスト 4
70.90
1
137.08
2
207.98
2013年12月22日 - 27日 ロシアフィギュアスケート選手権ソチ 1
75.55
2
138.92
1
214.47
2013年12月9日 - 15日 ユニバーシアード冬季競技大会トレンティーノ 1
70.01
1
128.86
1
198.87
2013年11月22日 - 24日 ISUグランプリシリーズ ロステレコム杯モスクワ 6
57.20
3
130.90
4
188.10
2013年11月13日 - 17日 2013年ワルシャワ杯ワルシャワ 1
64.64
1
128.27
1
192.91
2013年10月18日 - 20日 ISUグランプリシリーズ スケートアメリカデトロイト 3
64.80
3
122.55
3
187.35
2012-2013 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2013年2月6日 - 11日 2013年ババリアンオープンオーベルストドルフ 1
59.84
1
123.03
1
182.87
2013年1月23日 - 27日 2013年ヨーロッパフィギュアスケート選手権ザグレブ 8
53.70
6
113.53
6
167.23
2012年12月24日 - 28日 ロシアフィギュアスケート選手権ソチ 3
67.78
3
127.68
3
195.46
2012年11月16日 - 18日 ISUグランプリシリーズ エリック・ボンパール杯パリ 5
53.64
3
113.09
5
166.73
2012年11月2日 - 4日 ISUグランプリシリーズ 中国杯上海 5
56.66
3
115.89
3
172.55
2012年10月24日 - 28日 2012年ニース杯ニース 3
48.32
1
106.72
2
155.04
2011-2012 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2012年1月23日 - 29日 2012年ヨーロッパフィギュアスケート選手権シェフィールド 3
58.66
3
113.15
3
171.81
2011年12月24日 - 28日 ロシアフィギュアスケート選手権サランスク 3
58.46
2
123.67
2
182.13
2011年11月25日 - 27日 ISUグランプリシリーズ ロステレコム杯モスクワ 4
51.73
5
97.93
4
149.66
2011年11月18日 - 20日 ISUグランプリシリーズ エリック・ボンパール杯パリ 7
48.81
8
88.25
7
137.06
2010-2011 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2011年2月28日 - 3月6日 2011年世界ジュニアフィギュアスケート選手権江陵 3
54.21
2
105.39
2
159.60
2011年2月2日 - 4日 ロシアジュニアフィギュアスケート選手権(カザン 1
62.63
1
115.33
1
177.96
2010年12月25日 - 29日 ロシアフィギュアスケート選手権サランスク 5
61.03
6
107.05
6
168.08
2010年12月9日 - 12日 2010/2011 ISUジュニアグランプリファイナル北京 2
49.63
2
100.91
2
150.54
2010年11月12日 - 14日 ISUグランプリシリーズ スケートアメリカポートランド 5
53.73
6
105.76
5
159.49
2010年9月29日 - 10月2日 ISUジュニアグランプリ ジョン・カリー記念シェフィールド 1
54.17
2
97.47
1
151.64
2010年9月15日 - 18日 ISUジュニアグランプリ オーストリア杯グラーツ 1
54.30
1
105.49
1
159.79
2009-2010 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2010年3月9日 - 10日 2010年世界ジュニアフィギュアスケート選手権デン・ハーグ 3
54.26
3
91.09
3
145.35
2010年2月3日 - 6日 ロシアジュニアフィギュアスケート選手権(サランスク 1
60.04
1
107.14
1
167.18
2009年12月3日 - 4日 2009/2010 ISUジュニアグランプリファイナル東京 3
48.90
8
73.29
7
122.19
2009年9月24日 - 26日 ISUジュニアグランプリ ミンスクアイスミンスク 2
49.52
8
74.48
7
124.00
2009年9月3日 - 5日 ISUジュニアグランプリ レークプラシッドレークプラシッド 2
47.53
5
81.97
2
129.50

プログラム使用曲

[編集]
シーズン SP FS EX
2017-2018 Tango de Besame
演奏:Benise
カルメン組曲
作曲:ジョルジュ・ビゼー
Please Don't Stop The Rain
曲:ジェイムス・モリソン
2016-2017[13] 月の光
作曲:クロード・ドビュッシー
振付:ユーリ・スメカロフ
Après la pluie
Pomeriggio
Lied guitare
作曲:ルネ・オーブリー
振付:ユーリ・スメカロフ、ニコライ・モロゾフ
アイネ・クライネ・ナハトムジーク
作曲:ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
2015-2016[14] I Put a Spell On You 映画『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』サウンドトラックより
作曲:アニー・レノックス
Man and Shadow 映画『The Unknown Known』サウンドトラックより
作曲:ダニー・エルフマン
Losing
ボーカル:マーク・スウェイ
Hello
曲:アデル
2014-2015 映画『グリーン・デスティニー』サウンドトラックより
作曲:タン・ドゥン
映画『LOVERS』サウンドトラックより
作曲:梅林茂
ミュージカル『ノートルダム・ド・パリ』より
作曲:リシャール・コクシアント
Only
曲:ニューシャ
Strange birds
曲:バーディー
メモリーズ・オブ・ソチ
2013-2014[15] Surrender
演奏:ジェシー・クック
映画『アダムス・ファミリー』サウンドトラックより
作曲:マーク・シャイマン
映画『』サウンドトラックより
作曲:ニーノ・ロータ
Laugh, I Nearly Died
ミス・ユー
曲:ローリング・ストーンズ
2012-2013 映画『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』サウンドトラックより
作曲:エリオット・ゴールデンサール
映画『道』サウンドトラックより
作曲:ニーノ・ロータ
月の光
作曲:クロード・ドビュッシー
2011-2012 ボレロモダンアレンジ
作曲:モーリス・ラヴェル
だったん人の踊り
作曲:アレクサンドル・ボロディン
映画『道』サウンドトラックより
作曲:ニーノ・ロータ
2010-2011 アストゥリアス
作曲:イサーク・アルベニス
映画『道』サウンドトラックより
作曲:ニーノ・ロータ
月の光
作曲:クロード・ドビュッシー
2009-2010 ロシアンファンタジー オリエンタルファンタジー ブリーズ
曲:ピンク・フロイド

脚注

[編集]
  1. ^ Fresh start for Stolbova and Klimov
  2. ^ Фигурист Рогонов рад неожиданной возможности выступить на чемпионате мира
  3. ^ Ксения Столбова и Федор Климов: уже добавили сальхов со сложного захода и учим четверной выброс
  4. ^ Предстоит настоящая рубка 0
  5. ^ Чемпионы ОИ в командных соревнованиях фигуристы Столбова и Климов не выступят на ЧЕ
  6. ^ Ксения Столбова: «За эти 8 месяцев я прошла все круги ада»
  7. ^ Заявление Федерации фигурного катания на коньках России
  8. ^ IOC、理由を説明することなく複数のロシア人選手の五輪参加を認めず
  9. ^ Фигуристка Столбова получила разрыв связок правой ноги
  10. ^ Фигурист Климов: не принимал решение завершить карьеру
  11. ^ Пара олимпийских чемпионов 2014 года Столбова и Климов распалась
  12. ^ Федор Климов объявил о завершении спортивной карьеры
  13. ^ Столбова и Климов начнут работать в полном объеме на следующей неделе – Мозер
  14. ^ Фигуристы группы Нины Мозер показали новые программы
  15. ^ Новости фигурного катания в России сегодня, 14 августа

参考文献

[編集]