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ホボロ島

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ホボロ島
ホボロ島(中央の岩礁)の空中写真(1981年撮影)
左上方海面に浮かんでいるのは養殖カキイカダ
所在地 日本の旗 日本 広島県東広島市安芸津町木谷
所在海域 瀬戸内海
座標 北緯34度17分37.3秒 東経132度50分26.8秒 / 北緯34.293694度 東経132.840778度 / 34.293694; 132.840778座標: 北緯34度17分37.3秒 東経132度50分26.8秒 / 北緯34.293694度 東経132.840778度 / 34.293694; 132.840778
ホボロ島の位置(広島県内)
ホボロ島
ホボロ島
ホボロ島 (広島県)
ホボロ島の位置(日本内)
ホボロ島
ホボロ島
ホボロ島 (日本)
プロジェクト 地形
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ホボロ島(ホボロじま)は、広島県東広島市安芸津町木谷にある無人島

概要

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豊田郡安芸津町(あきつちょう)に属していたが、2005年2月7日に安芸津町が東広島市に編入されたため、現在は東広島市に属している。地元でホボロと言われる竹かごをひっくり返したような形をしていることから、ホボロ島の名が付けられた。

地元では、嫁入りしてきたこの島が、の木や周囲の島の励ましにもかかわらず、すこしずつやせ細っているという伝説[1]があり、年々小さくなっている。昭和時代中期に国土地理院が発行した地形図によれば、昭和3年に発行された地図には島の高さは21.9mと標記されており[2]、島名の由来になった「竹籠」のような小山であったが、21世紀初頭現在では満潮時に岩が顔をのぞかせるのみである。

この急速な景観の変化の原因が、島を構成する凝灰岩ワラジムシ目コツブムシ科英語版ナナツバコツブムシによって生物侵食英語版されているためであることが、広島大学名誉教授沖村雄二の調査により明らかになった[2]。島は、2007年現在では高潮位時で6mに過ぎず[2]、100年後には島自体が消滅してしまうとも言われている[3]

脚注

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  1. ^ ホボロ島 東広島市役所HP、2012年4月19日閲覧
  2. ^ a b c 地質フォト:瀬戸内海中部、芸予諸島、ホボロ島の生物浸食作用日本地質学会hp,2012年4月19日閲覧
  3. ^ 『虫に食べられ、あと100年で消滅…広島・ホボロ島』(2007年11月27日読売新聞)

関連項目

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外部リンク

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