Cocktail -カクテル-
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『Cocktail』-カクテル-は宝塚歌劇団の舞台作品。花組[1][2][3][4]公演。形式名は「レビュー・アラモード[1][2][5][4]」、宝塚・東京・博多座は24場[1][2][5]。
作・演出は藤井大介[1][2][5][4]。宝塚・東京・全国ツアー公演の併演作品は『琥珀色の雨にぬれて[1][2][4]』、博多座は『あかねさす紫の花[5]』。
博多座[5]では春野寿美礼に合わせて内容を一部変更している。全国ツアー[4]の変更点は第3章を「テキーラ〜ドリーミング・ウエーブ〜」に変更。
解説
[編集]※『宝塚歌劇100年史(舞台編)』の宝塚大劇場公演[6]参考。
振付にANJU(元宝塚歌劇団花組トップスターの安寿ミラ)を起用した大階段の黒燕尾姿やダンスや、情熱的に踊り歌うラテンメドレーなど、男役の美学を凝縮された、華やかでノリのいいお洒落な作品。
宝塚・東京は花組トップスター・匠ひびきの退団公演。
公演期間と公演場所
[編集]- 2002年3月1日 - 4月8日 宝塚大劇場[1]
- 2002年5月11日 - 6月23日 東京宝塚劇場[2]
- 2002年8月3日 - 8月25日 博多座[3]
- 2003年10月11日 - 11月2日 全国ツアー[4]
全国ツアーの日程
[編集]- 10月11日・10月12日 NHK大阪ホール[4]
- 10月14日・10月15日 福岡市民会館[4]
- 10月16日 九州厚生年金会館(北九州市)[4]
- 10月18日 松山市民会館(愛媛県)[4]
- 10月19日 西条総合文化会館(愛媛県)[4]
- 10月21日 ふくやま藝術文化ホール(広島県)[4]
- 10月23日 静岡市民文化会館[4]
- 10月25日 岡谷市文化会館(長野県)[4]
- 10月26日 山梨県立県民文化ホール[4]
- 10月28日 小平市民文化会館(東京都)[4]
- 10月29日 森のホール21(千葉県)[4]
- 10月30日 市川市文化会館(千葉県)[4]
- 11月1日・11月2日 名古屋市民会館[4]
スタッフ
[編集]※氏名の後ろに「宝塚[1]」、「東京[2]」、「博多座[5]」、「全国ツアー[4]」の文字がなければ全公演共通。
- 作曲[1]・編曲[1]:高橋城/鞍富真一/宮原透
- 編曲:小高根凡平(東京)[2]
- 音楽指揮:御﨑惠(宝塚・博多座・全国ツアー)[1]、大谷木靖(東京)[2]
- 振付[1]:羽山紀代美/ケンジ中尾/御織ゆみ乃/若央りさ/ANJU
- 装置:新宮有紀[1]
- 衣装:任田幾英[1]
- 照明:勝柴次朗[1]
- 音響:加門清邦[1]
- 小道具:谷田祥一[1]
- 効果:扇野信夫(宝塚・東京・全国ツアー)[1]、切江勝(博多座)[5]
- 演出助手[1]:齋藤吉正/川上正和
- 音楽助手:青木朝子[1]
- 装置助手:國包洋子[1]
- 衣装補:河底美由紀[1]
- 小道具補:福原徹[1]
- 舞台進行:濱野文宏(宝塚・東京・全国ツアー)[1]、西原徳充(博多座)[5]
- 舞台美術製作:株式会社宝塚舞台[1]
- 演奏:宝塚オーケストラ(宝塚・博多座・全国ツアー)[1]
- 演奏コーディネート:株式会社ダット・ミュージック(東京)[2]
- 制作:木村康久[1]
主な配役
[編集]宝塚・東京
[編集]- 宝塚
- バッカス、カクテル・キング、コニャックS、グラッド・アイ、ジャマイカ・ジョー、ブラック・トルネード、マイタイ、チャーリー、カクテル・キング、スペシャル・カクテル - 匠ひびき[1]
- カクテル・クイーン、アルマニャックS、オーロラ、シルビア、クラウディア、ウォッカS、カクテル・クイーン、カクテル・ドールS - 大鳥れい[1]
- ロイヤル・カルテット、ブレイブ・ブル、ミリオネア、ロブ・ロイ、キール、カクテル・ガイA - 春野寿美礼[1]
- ロイヤル・カルテット、プリメーラ、グリーン・アイズ、ハンター男、カクテル・ガイ - 瀬奈じゅん[1]
- ロイヤル・カルテット、シャルトリューズ、クリスタル・ブルー、ミント・ジュレップ、カクテル・ガイA - 彩吹真央[1]
- ビルド、エバ・グリーン、パッション女A、ハンター女、カクテル・ドールA - 遠野あすか[1]
- 東京の変更点(匠ひびき・長期休演による)
- バッカス、カクテル・キング、ジャマイカ・ジョー、ブラック・トルネード、マイタイ、チャーリー、ミッドナイト・サン、カクテル・キング、スペシャル・カクテル - 春野寿美礼[2]
- ロイヤル・カルテット、グラッド・アイA、ウォッカA - 楓沙樹[2]
- ロイヤル・カルテット、ミリオネア - 瀬奈じゅん[2]
- クリスタル・ブルー - 貴月あゆむ[2]
- グリーン・アイズ - 彩吹真央[2]
- ロブ・ロイ - 眉月凰[2]
博多座
[編集]- バッカス、カクテル・キング、グラッド・アイ、ジャマイカ・ジョー、ブラック・トルネード、マイタイ、スピリッツ、カクテル・キング、スペシャル・カクテル - 春野寿美礼[3]
- ロイヤル・デュエット、カクテル・クイーン - 大鳥れい[3]
- ロイヤル・デュエット、カンパリA、ミリオネア、ハンター男、ウォッカA、カクテル・ガイA - 瀬奈じゅん[3]
- カンパリA、ブレイブ・ブル、クリスタル・ブルー、ロブ・ロイ、カクテル・ガイA - 眉月凰[3]
- エバ・グリーン、ハンター女、カクテル・エトワール - 舞風りら[3]
全国ツアー
[編集]- カクテル・キング、クラブの男1、グラッド・アイ、ブラック・トルネード、マイタイ、スピリッツ、カクテル・キング、スペシャル・カクテル - 春野寿美礼[4]
- カクテル・クイーン、クラブの女S、シルビア、クラウディア、ウォッカS、カクテル・クイーン、カクテル・ドールS - ふづき美世[4]
- カンパリA、クラブの男、ジャマイカジョー、ハンター男、キール、カクテル・ガイS - 蘭寿とむ[4]
- カンパリA、クラブの男A、プリメーラ、ミリオネア、ハンター男、ウォッカA、キール、カクテル・ガイA - 愛音羽麗[4]
- クリスタル・ブルー、ロブ・ロイ - 眉月凰[4]
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af 90年史 2004, p. 144.
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p 90年史 2004, p. 148.
- ^ a b c d e f g 90年史 2004, p. 151.
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y 90年史 2004, p. 172.
- ^ a b c d e f g h 90年史 2004, p. 152.
- ^ 100年史(舞台) 2014, p. 184.
参考文献
[編集]- 編集:森照実・春馬誉貴子・相井美由紀・山本久美子、執筆:國眼隆一『宝塚歌劇90年史 すみれの花歳月を重ねて』宝塚歌劇団、2004年4月20日。ISBN 4-484-04601-6。
- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3。