BOY MEETS GIRL (曲)
「BOY MEETS GIRL」 | ||||||||
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trf の シングル | ||||||||
初出アルバム『BILLIONAIRE 〜BOY MEETS GIRL〜』 | ||||||||
A面 | BOY MEETS GIRL [RADIO ON AIR MIX] | |||||||
B面 |
BOY MEETS GIRL [DANCE 12″MIX] BOY MEETS GIRL [TRIBAL MIX “JAPANESE TRADITIONAL”] BOY MEETS GIRL [TWILIGHT MIX “TRIBUTE TO AYRTON SENNA”] | |||||||
リリース | ||||||||
規格 |
8cmCDシングル 12cmCDシングル(2006年盤) | |||||||
ジャンル | J-POP | |||||||
レーベル | avex trax | |||||||
作詞・作曲 | Tetsuya Komuro | |||||||
プロデュース | Tetsuya Komuro | |||||||
ゴールドディスク | ||||||||
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チャート最高順位 | ||||||||
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trf シングル 年表 | ||||||||
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「BOY MEETS GIRL」(ボーイ・ミーツ・ガール)は、1994年6月22日にavex traxよりリリースされたtrfの7枚目のシングル。
音楽性
[編集]前シングル「survival dAnce 〜no no cry more〜」制作後すぐにミニ・アルバム『BILLIONAIRE』を制作する予定だったが、コカ・コーラからのオファーで急遽制作することになった[1]。
小室が1994年2月、休暇でインドネシアに行き、現地で録音した舞台芸術ケチャの集団のコーラスをエンディング部分で使用しているほか、パーカッショニストの仙波清彦による和楽器の演奏を取り入れるなど民族音楽が融合している[1]。バリ島出身の女性ボーカリストの歌唱をサンプリングしたり、英語の読み方も意味もわからない日本人の子供達によるコーラスも使用されている[2]。
当時落成されたばかりの小室のプライベート・レコーディングスタジオ「TK SEQUENCE」で最初に作られた曲である[3]。小室がそれまで作曲してきた曲で「一番苦労して完成した曲」と語り、完成するまで1ヶ月かかったとのこと。本作以降、小室はレコーディングに深く参加せず、基本的にDJ KOOとYU-KIの主導で行われていく。小室からは仮歌が入ったデモテープと簡単なイメージ・ワードをもらい、その意図をDJ KOOが汲み取って、YU-KIのボーカル・ディレクションを行っていくようになった[4]。
1994年12月31日の『第45回NHK紅白歌合戦』には本曲で初出場を果たし、トップバッターを務めた。
後にこの曲を松任谷由実が賞賛し、『松任谷由実のオールナイトニッポンTV』『僕らの音楽 -OUR MUSIC-』においてカバーしたこともある。『僕らの音楽』においては、小室と松任谷の共演が実現した。
再発売
[編集]2006年11月29日に12cmシングル廉価版として再発売。
ミュージック・ビデオ
[編集]ミュージック・ビデオはメキシコで撮影された。
その他
[編集]テレビ朝日系で放送されたドラマ『さすらい刑事旅情編VII』(第5話・1994年11月9日、北海道ロケ)にて登場人物の香取恵里(演:相川恵里)がカラオケでこの歌を歌うシーンがある。
『秘密のケンミンSHOW』のコーナー・『辞令は突然にsecond season 〜奥様はさすらいの女子アナ編〜』愛媛県第1話(2011年8月11日放送)で使用された。
批評
[編集]渡辺健一は本作を代表例に挙げて、「サビが『ミの次がレ』『ファの次がミ』というように、ほとんどがすぐ隣の音にしか移行していないんですよ。ところが一部分だけがいきなり1オクターブも跳ね上がっている。それまで狭い幅で進んでいたメロディがいきなり飛び上がるんだから、これは驚きますよ。これはテレビ番組を作る時と同じなんです。山場を詰め込みすぎると、一本調子で単調になってしまうんですよ。面白い特徴のあるワンコーナーは1ヶ所だけにして、後はダレ場をわざと作るというのが、小室哲哉の天才的な所です」と評している[5]。
収録曲
[編集]作詞・作曲・編曲:TETSUYA KOMURO、Mix: Pete Hammond & Steve Hammond
- BOY MEETS GIRL [RADIO ON AIR MIX]
「大陸の果てしなく大きな存在感」をイメージさせるようにした[6]。 - BOY MEETS GIRL [DANCE 12″MIX]
「12」はディスコで使用されるLP盤を意味し、ダンスシーンを意識したミックス[6]。 - BOY MEETS GIRL [TRIBAL MIX “JAPANESE TRADITIONAL”]
和楽器のオーバー・ダビングを原曲より更に重ねている。アレンジは「トライバル・ハウス」「民族的な祭典で使われる音楽」を意識した[6]。 - BOY MEETS GIRL [TWILIGHT MIX “TRIBUTE TO AYRTON SENNA”]
アイルトン・セナに捧げている[6]。
収録アルバム
[編集]- 『BILLIONAIRE 〜BOY MEETS GIRL〜』
- ※ 12”CLUB MIXとして収録
- 『WORKS -THE BEST OF TRF-』
- 『TRF 15th Anniversary BEST -MEMORIES-』
- 『TRF 20TH Anniversary COMPLETE SINGLE BEST』
- 『BEST SINGLE Collection × EZ DO DANCERCIZE』
リミックスヴァージョン
[編集]「「だぁ!だぁ!だぁ!」SEBプレゼンツ BOY MEETS GIRL with TRF」 | ||||
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TRF の シングル | ||||
A面 | BOY MEETS GIRL (DA!DA!DA! REMIX) | |||
B面 |
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リリース | ||||
規格 | 8cmCDシングル | |||
ジャンル | ||||
レーベル | avex trax | |||
作詞・作曲 | 小室哲哉 | |||
TRF シングル 年表 | ||||
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2000年に、NHKのテレビアニメ『だぁ!だぁ!だぁ!』の第1期エンディングテーマとして、アニメ専用にパラパラリミックスされた。
収録曲
[編集]全作詞・作曲: 小室哲哉。 | |||
# | タイトル | 編曲 | 時間 |
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1. | 「BOY MEETS GIRL」(DA!DA!DA! REMIX) | M.I.D. | |
2. | 「BOY MEETS GIRL」(DA!DA!DA! REMIX INST) | M.I.D. | |
3. | 「BOY MEETS GIRL」(DELTA REMIX) | ||
合計時間: |
タイアップ
[編集]# | 曲名 | タイアップ | 出典 |
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1 | 「BOY MEETS GIRL (DA!DA!DA! REMIX)」 | NHKアニメ『だぁ!だぁ!だぁ!』エンディングテーマ |
Prizmmy☆によるカバー
[編集]「BOY MEETS GIRL」 | ||||||||
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Prizmmy☆ の シングル | ||||||||
初出アルバム『Music Goes On』 | ||||||||
B面 | パーリィー☆パーリィー | |||||||
リリース | ||||||||
規格 | CD+DVD | |||||||
ジャンル | ||||||||
レーベル | avex entertainment | |||||||
作詞・作曲 | 小室哲哉 | |||||||
チャート最高順位 | ||||||||
Prizmmy☆ シングル 年表 | ||||||||
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Prizmmy☆の「BOY MEETS GIRL」は、6枚目のシングルとして、avex entertainmentから発売された。
収録曲
[編集]全作詞・作曲: 小室哲哉、全編曲: Michitomo。 | ||
# | タイトル | 時間 |
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1. | 「BOY MEETS GIRL」 | |
2. | 「BOY MEETS GIRL -Prism Game Remix-」 | |
3. | 「BOY MEETS GIRL」(inst.) | |
合計時間: |
# | タイトル |
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1. | 「BOY MEETS GIRL」(ミュージッククリップ) |
2. | 「BOY MEETS GIRL」(ダンスマスターver.) |
3. | 「Prizmmy☆ Let's! Dance! BOY MEETS GIRL!!」 |
# | タイトル |
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1. | 「BOY MEETS GIRL」(ミュージッククリップ) |
2. | 「BOY MEETS GIRL」(ダンスマスターver.) |
3. | 「誰でも踊れる! 振り付けビデオ」 |
タイアップ
[編集]# | 曲名 | タイアップ | 出典 |
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1 | 「BOY MEETS GIRL」 | テレビ東京系アニメ『プリティーリズム・レインボーライブ』オープニングテーマ | [11] |
その他のカバー
[編集]アーティスト | 発売日 | 収録作品 | 備考 |
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Domino | 1997年8月21日 | 『SUPER EUROBEAT VOL.80』 | 英語歌詞 |
WORLD ORDER | 1997年8月21日 | 『WORLD ORDER』 | |
ゆき | 2008年5月28日 | JPOP IN THE HOUSE | |
IRF(IDOL RAVE FACTORY) | 2012年12月19日 | 『TRFリスペクトアイドルトリビュート!!』 | TRFのトリビュートアルバム |
3年E組カバ担 (田中美海&諏訪彩花) |
2015年9月25日 | 『暗殺教室 Blu-ray&DVD 第7巻』(初回生産限定版) | 初回特典のスペシャルCDに収録 |
2016年9月28日 | 『暗殺教室 ベストアルバム 〜Music Memories〜』 | ||
Dream5 | 2016年2月24日 | 『COLORS』 | |
ハニースパイス | 2016年10月15日 | 『EXA IDOL COMPLEX〜Super duper!』 | コンピレーションアルバム |
Over the Rainbow (神浜コウジ, 速水ヒロ, 仁科カヅキ) |
2013年11月20日 | プリティーリズム・レインボーライブ プリズム☆ソロコレクション byコウジ&ヒロ&カヅキ |
『プリティーリズム・レインボーライブ』 挿入歌 |
一条シン, 太刀花ユキノジョウ, 香賀美タイガ, 十王院カケル, 鷹梁ミナト, 西園寺レオ, 涼野ユウ |
2019年8月7日 | KING OF PRISM Shiny Seven Stars マイソングシングルシリーズ ナナイロノチカイ! -Brilliant oath-/BOY MEETS GIRL |
『KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-』 第12話エンディングテーマ |
2018年にはNameweeがDJ KOOと共にリミックスしたヴァージョンをカヴァーしてYouTubeにタイアップし、1週間足らずで50万回以上の再生回数を達成した(なお、PVには清水宏保が共演している)。
脚注
[編集]- ^ a b 角川書店刊『月刊カドカワ』1994年12月号116Pより。
- ^ 角川書店刊「CDでーた」1994年7月20日号「MUSICIAN FILE Vol.33 trf trfが持つ潜在的なモノがまたひとつ形になった新曲」pp.21-22より。
- ^ “DJ KOOインタビュー#2 伝説の“小室スタジオ”では「TRFがレコーディングする側で、篠原涼子ちゃんや安室奈美恵ちゃんが…」”. ザテレビジョン. (2020年3月8日) 2020年5月12日閲覧。
- ^ DJ KOO激白!小室哲哉のglobe参加に「正直、嫉妬はあった」より。
- ^ 扶桑社刊「SPA!」1996年4月3日号「ニッポン人がハマった 小室哲哉ブランドのカラクリ」p.43より。
- ^ a b c d ソニー・マガジンズ刊『WHAT's IN?』1994年7月号「『BOY MEETS GIRL』セルフライナーノーツ」102Pより。
- ^ “NHKアニメ「だぁ!だぁ!だぁ!」SEB プレゼンツBOY MEETS GIRL with TRF”. タワーレコード. 2021年10月20日閲覧。
- ^ “BOY MEETS GIRL|Prizmmy☆”. ORICON STYLE. 株式会社oricon ME. 2021年10月20日閲覧。
- ^ a b “ボーイミーツガール [CD+DVD]<初回生産限定ハッピープライス盤>”. タワーレコード. 2021年10月20日閲覧。
- ^ a b “ボーイミーツガール [CD+DVD]<通常盤>”. タワーレコード. 2021年10月20日閲覧。
- ^ “TRF:ヒット曲「BOY MEETS GIRL」がアニメ主題歌に”. まんたんウェブ. 毎日新聞社 (2013年1月21日). 2013年4月21日閲覧。