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ZDNet

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ZDNet(ジーディーネット)は、アメリカ合衆国ニュースサイトである。日本版「ZDNet」は、朝日新聞社子会社朝日インタラクティブが運営している。

概要

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アメリカ合衆国のコンピュータ関連企業Ziff Davisの出版部門ジフ・デイビス・パブリッシングが1989年に開始した情報サービスである。2000年7月に CNET が買収した[1]

ソフトバンクは、1995年11月にジフ・デイビス・パブリッシングを買収[2]したが、株価低迷により2000年に売却[3]した。

ZDNet Japan

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初代

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1997年9月にソフトバンク出版事業部(現:ソフトバンククリエイティブ)とアメリカZiff-Davisの合弁で、日本でITニュース情報サイト「ZDNet Japan」を開設した[4]。しかしソフトバンクはZiff-DavisをCNETに売却し、これに伴いアメリカのZDNetが企業向け情報へ傾注したことから、ZDNet Japanはライセンス契約の満了をもって2004年1月に「ITmedia」へブランド名を変更[5]。これをもってZDNetは日本から一時撤退し、ZDNet Japanは消滅した。

2代目

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CNETの日本法人シーネットネットワークスジャパンにより、2005年4月に再び「ZDNet Japan」が開設された[6]。アメリカ版と同様に、企業向けIT関連ニュース、事例、ブログなどを配信していた。

しかし2008年5月15日CNETCBSコーポレーションに買収され[7]、CNETが運営するウェブメディアの整理統合が行われた。このため朝日新聞社が「GameSpot Japan」および「鉄道コム」とともに「ZDNet Japan」を継承し、翌2009年9月1日より、子会社の朝日インタラクティブによる運営を開始した[8][9]

脚注

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  1. ^ “オンラインニュース大手の米CNETが米ZDNetを買収”. INTERNET Watch. (2000年7月19日). https://internet.watch.impress.co.jp/www/article/2000/0719/cnetzd.htm 2012年8月4日閲覧。 
  2. ^ 米国Ziff-Davis Publishing社の買収について”. ソフトバンク (1995年11月9日). 2012年8月4日閲覧。
  3. ^ 米国子会社ジフ・デイビス・インクの出版部門の売却について”. ソフトバンク (1999年12月7日). 2012年8月4日閲覧。
  4. ^ インターネット上のコンピュータ専門誌「ZDNet Japan」を9月1日創刊”. ソフトバンク (1997年6月12日). 2022年10月12日閲覧。
  5. ^ “「ZDNet Japan」が「ITmedia」に名称変更へ”. INTERNET Watch. (2003年9月18日). https://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2003/09/18/498.html 2012年8月4日閲覧。 
  6. ^ “CNET Japan、新生「ZDNet Japan」を4月スタート~企業向けに特化”. INTERNET Watch. (2005年2月9日). https://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2005/02/09/6415.html 2012年8月4日閲覧。 
  7. ^ Margaret Kane「CBS、CNET Networksを18億ドルで買収」ZDNet Japan、シーネットネットワークスジャパン株式会社、2008年5月16日
  8. ^ 朝日インタラクティブ株式会社を設立” (PDF). 朝日新聞社 (2009年9月1日). 2009年9月29日閲覧。
  9. ^ 「NEWS 朝日新聞、CNET Japanを事業継承 9月1日から運営へITmedia、2009年7月1日

関連項目

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外部リンク

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