イチオシレビュー一覧

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ご都合主義?なにそれ美味しいの?

タグのハーレムに惹かれて読んで見た
確かにハーレムだけど…なんか実際のハーレム作りの過程で起きそうなリアルな事柄が…
つまり、主人公がスキスキでも、他の女は違うってそれぞれの女心がどっぷりととは言わないけど適度にドロドロと描いています。つまり、彼女達に「血が通ってる」のです。登場人物へ思い入れとは、読後にキャラクター達のこれまでの人生や今後の成り行きに身悶えして、心配して、キャラクターを応援している事だと思いますが、それに足りる内容であると確信しています。
傍目から見ると確かに主人公の軌跡は成功しているように見えます。
しかし、内実はとても順風満帆とは言えないのがある意味共感できてしまうのがとても良いです。
主人公は大きな目標もあります。危機感とも言えますが、それは実現不可能な程に高い壁があります。
ここまで言えるのは、とてもご都合主義バンザイと手放しで言えないリアルな事情が注目する所です

奥深く、そして、物語は紡がれていく。

実は優秀な主人公、そして暖かく楽しかった家庭。
その日常がある日の妹の覚醒により突然崩れる。
主人公に浴びせられる不遇の日々。
そして、主人公はボロボロになりながら家を追い出される。
そこからはじまる新たなストーリー。
これは秀逸な設定が魅力的です。
読めば読むほど引き込まれていく展開。
是非、読まれてみることをお勧めします。
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