JP4111211B2 - 方位データ生成方法、方位センサユニット、記憶媒体および携帯電子機器 - Google Patents
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Description
Positioning System)機能を備え、現在位置に基づいた地図を、携帯端末の向き(方位)に合わせて表示する機能を有する携帯端末が登場している。
前記仮オフセット値が確定された後に測定された前記磁界データを前記仮オフセット値で補正し、該補正された磁界データに基づき方位データを求めるための演算を行う方位データ演算部と、を具備することを特徴とする方位センサユニットを提案している。
また、キャリブレーションに際して、有効な3軸データが得られなかったとしても、仮オフセット値でキャリブレーション処理が行えるので、ユーザは方位データ取得のために気をつかって携帯電子機器を動かす必要がなくなり、従って、ユーザに過度な負担を強いることなく、キャリブレーションを実行できる。
図1は、ユーザが例えば、3軸地磁気センサを搭載した携帯端末を手に持った状態で、360度回転したときの様子を示している。従来、このような場合には、携帯端末自体の姿勢に変化がないため、3軸地磁気センサからの出力が特定の平面に集中するためにキャリブレーションを実行することができなかった。本発明は、こうした場合にも、キャリブレーションを実行する方法を提供するものである。
なお、以下において、参照する各図に共通する部分には、同一の符号を附している。
図3に示すように、方位計測のための機能ブロックは、磁気センサチップ(磁気センサ部)300と、方位データ演算部400とから構成されており、方位データ演算部400は、図2に示す主制御部108が対応する。また、方位データ演算部400は、三次元磁界測定手段302と、測定データ格納判別手段303と、測定データ格納手段304と、モード判定手段305と、仮オフセット計算手段306と、オフセット計算手段307と、オフセット有効性判別手段308と、方位計測手段309と、オフセット計算トリガ手段(図示せず)とから構成されている。
図4に示すように、方位計測を必要とするアプリケーションプログラム(ナビゲーションソフトウェアやゲームなどに方位データを使用するアプリケーションプログラム)等が立ち上がると、繰り返し、アプリケーションプログラムが方位データを必要とするタイミングでトリガがかかる(ステップS101)。
具体的なトリガとしては、1)一定時間ごとにトリガをかける方法、2)携帯端末内に設けられた、磁気センサ部300とは異なる別のデバイス(例えば、電子映像部202)の出力をモニタし、当該出力に基づいて方位が変わったと推測される場合(例えば、電子撮像部202より撮像された画像データが所定量だけスライド(移動)したタイミング等)にトリガをかける方法等が考えられる。
次に測定データ格納手段304に格納された三次元磁界データの数が所定数に達したか否かを判断する(ステップS103b)。ステップS103bでNOと判断された場合は、ステップS102に戻り、該ステップS102で再び三次元磁界データを測定する。ステップS103bでYESと判断された場合は、後述するステップS104に進む。
2)測定データ格納手段304に三次元磁界データが1つも格納されていない場合には格納し、既に三次元磁界データが存在する場合には、直前に測定データ格納手段304に格納された三次元磁界データ(測定データ格納手段304に格納された三次元磁界データのうち最も新しく格納されたもの)と比較して下記の数4の数式の関係を満たす場合のみ格納する方法(なお、数4の数式において、(Hx0、Hy0、Hz0)が今回測定された三次元磁界データであり、(Hx1、Hy1、Hz1)が直前に測定データ格納手段304に格納された三次元磁界データであり、この場合のdとしては、0.05Oe程度が好適である。)、
3)測定データ格納手段304に三次元磁界データが1つも格納されていない場合には格納し、既に三次元磁界データが存在する場合には、測定データ格納手段304に格納されたすべての三次元磁界データの各々と今回測定された三次元磁界データとが下記の数5の数式の関係を満たす場合のみ格納する方法(なお、数5の数式において、(Hx0、Hy0、Hz0)が今回測定された三次元磁界データであり、(Hxi、Hyi、Hz)(i=1、・・・、N)が測定データ格納手段304に既に格納された各三次元磁界データであり、この場合のdとしても、0.05Oe程度が好適である。)、
が考えられる。
また、3)の方法では、三次元磁界データの均一性が最も優れている反面、三次元磁界データが蓄積されるまでに長時間を要するという問題がある。したがって、上記の内容を踏まえた上で、どの方法を選択するのかについては、装置のフューチャー等により適宜、決定すればよい。
測定データ(三次元磁界データ)を(xi,yi,zi)(i=1,・・・,N)、オフセットを(X0,Y0,Z0)、方位球半径をRとすると、以下の関係式が成り立つ。
(xi−X0)2+(yi−Y0)2+(zi−Z0)2=R2このとき、最小二乗誤差εを次式のように定義する。
ai=xi 2+yi 2+zi 2
bi=−2xi
ci=−2yi
di=−2zi
D=(X02+Y02+Z02)−R2 …(1)とすると、εは以下の式となる。
すなわち、三次元磁界データが同一平面by+cz+1=0に存在する場合、これらのデータは、ある円弧上に存在する。そこで、ステップS108における仮オフセット計算処理においては、仮オフセット値である円弧の中心座標(X0、Y0、Z0)およびその半径Rを以下の数13、数14、数15の各数式より求める。
σ<F
wx>G
wy>G
wz>G
ここで、Fは0.1程度が好ましく、Gは1程度が好ましい。
1)仮オフセット値を求める際に得られた円弧の直径が一定値以上であれば、有効と判断する。
2)仮オフセット値を求める際に得られた円弧の半径をRとし、このとき格納されているデータをHxi、Hyi、Hziとし、数20で求めたσが一定値以下の場合には、有効と判断する。
これらの1)、及び2)の両方において有効であると判断された場合、ステップS108で求められた仮オフセット値が有効であると判断される。あるいは、1)または2)のいずれか一方において有効であると判断された場合、ステップS108で求められた仮オフセット値が有効と判断してもよい。
2)例えば、携帯端末が水平面に対してa(rad)傾いていると仮定する場合には、数22に基づいて方位を算出する。
ここで、Hx、Hy、Hzは、磁気センサの出力であり、方位は、磁気センサのY軸の方位を指し、磁北を0度とする。
Claims (15)
- 3軸の軸方向の磁界を検出する地磁気センサから出力されるデータを入力し、該入力されたデータに基づき磁界データを測定する磁界データ測定ステップと、
前記測定された磁界データを順次格納する磁界データ格納ステップと、
格納された複数の前記磁界データが三次元方位空間における同一平面内に存在するか否かを判別する判別ステップと、
前記判別ステップで同一平面内に存在すると判別された場合に、前記格納された複数の磁界データに基づき、所定のアルゴリズムに従って、該磁界データが存在する円弧の中心座標及び半径を算出する円弧算出ステップと、
該磁界データと前記円弧の中心座標及び半径とを使用して該磁界データの標準偏差を算出する標準偏差算出ステップと、
前記円弧の中心座標が仮オフセット値として有効であるか否かを前記算出された標準偏差に基づいて判別し、有効であると判別されたならば、前記円弧の中心座標を仮オフセット値として確定する仮オフセット値確定ステップと、
前記仮オフセット値が確定された後に測定された前記磁界データを前記仮オフセット値で補正し、該補正された磁界データに基づき方位データを求めるための演算を行うステップと、
を具備する方位データ生成方法。 - 前記仮オフセット値確定ステップは、前記円弧の直径が一定値以上であれば有効であると判別し、前記円弧の中心座標を仮オフセット値として確定することを特徴とする請求項1に記載の方位データ生成方法。
- 前記判別ステップにおいて同一平面内に存在していないと判別された場合に、前記所定のアルゴリズムとは異なるアルゴリズムで、前記格納された複数の磁界データに基づき、オフセット値を算出するオフセット値算出ステップと、
前記オフセット値が算出された後に測定された前記磁界データを、前記オフセット値で補正し、該補正された磁界データに基づき方位データを演算するステップと、
を更に具備することを特徴とする請求項1に記載の方位データ生成方法。 - 前記磁界データ測定ステップは、前記地磁気センサを動かして地磁気に対するその向きを変える間で、複数の前記磁界データを測定することを特徴とする請求項1に記載の方位データ生成方法。
- 前記磁界データ測定ステップは、地表面に対して所定各範囲内傾けた状態で前記地磁気センサを該地表面と平行な面内で回転する間において、異なる方位についての該地磁気センサからのデータに基づく複数の前記磁界データを測定することを特徴とする請求項1に記載の方位データ生成方法。
- 3軸の軸方向を検出する地磁気センサと、
前記地磁気センサから出力されるデータを入力し、該入力されたデータに基づき磁界データを算出する磁界データ測定部と、
前記測定された磁界データを順次格納する記憶部と、
格納された複数の前記磁界データが三次元方位空間における同一平面内に存在するか否かを判別する判別部と、
前記判別部で同一平面内に存在すると判別された場合に、前記磁界データに基づき、所定のアルゴリズムに従って、該磁界データが存在する円弧の中心座標及び半径を算出する円弧算出部と、
該磁界データと前記円弧の中心座標及び半径とを使用して該磁界データの標準偏差を算出する標準偏差算出部と、
前記円弧の中心座標が仮オフセット値として有効であるか否かを前記算出された標準偏差に基づいて判別し、有効であると判別されたならば、前記円弧の中心座標を仮オフセット値として確定する仮オフセット値確定部と、
前記仮オフセット値が確定された後に測定された前記磁界データを前記仮オフセット値で補正し、該補正された磁界データに基づき方位データを求めるための演算を行う方位データ演算部と、
を具備することを特徴とする方位センサユニット。 - 前記仮オフセット値確定部は、前記円弧の直径が一定値以上であれば有効であると判別し、前記円弧の中心座標を仮オフセット値として確定することを特徴とする請求項7に記載の方位センサユニット。
- 前記判別部において同一平面内に存在していないと判別された場合に、前記所定のアルゴリズムとは異なるアルゴリズムで、前記格納された複数の磁界データに基づき、オフセット値を算出するオフセット値算出部を更に具備し、
前記方位データ演算部は、前記オフセット値が算出された後に測定された前記磁界データを、前記オフセット値で補正し、該補正された磁界データに基づき方位データを演算することを特徴とする請求項7に記載の方位センサユニット。 - 3軸の軸方向の磁界を検出する地磁気センサから出力されるデータに基づきコンピュータに方位データ演算処理を実行させる命令群を内容とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であり、前記方位データ演算処理は、
前記地磁気センサから出力されるデータを入力し、該入力されたデータに基づき磁界データを測定する磁界データ測定ステップと、
前記測定された磁界データを順次格納する磁界データ格納ステップと、
格納された複数の前記磁界データが三次元方位空間における同一平面内に存在するか否かを判別する判別ステップと、
前記判別ステップで同一平面内に存在すると判別された場合に、前記格納された複数の磁界データに基づき、所定のアルゴリズムに従って、該磁界データが存在する円弧の中心座標及び半径を算出する円弧算出ステップと、
該磁界データと前記円弧の中心座標及び半径とを使用して該磁界データの標準偏差を算出する標準偏差算出ステップと、
前記円弧の中心座標が仮オフセット値として有効であるか否かを前記算出された標準偏差に基づいて判別し、有効であると判別されたならば、前記円弧の中心座標を仮オフセット値として確定する仮オフセット値確定ステップと、
前記仮オフセット値が確定された後に測定された前記磁界データを前記仮オフセット値で補正し、該補正された磁界データに基づき方位データを求めるための演算を行うステップと、
を具備することを特徴とする記憶媒体。 - 前記判別ステップにおいて同一平面内に存在していないと判別された場合に、前記所定のアルゴリズムとは異なるアルゴリズムで、前記格納された複数の磁界データに基づき、オフセット値を算出するオフセット値算出ステップと、
前記オフセット値が算出された後に測定された前記磁界データを、前記オフセット値で補正し、該補正された磁界データに基づき方位データを演算するステップと、
を更に具備することを特徴とする請求項11に記載の記憶媒体。 - 請求項7に記載された方位センサユニットを具備する携帯電子機器。
- 前記方位センサユニットの磁界データ測定部は、自機の内部で発生される方位データ要求に応じて、前記地磁気センサから入力されたデータに基づく磁界データの測定を行うことを特徴とする請求項14に記載の携帯電子機器。
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