A
はみ出した メモに 書かれた時間
君の ちょっと クセのある 文字で
一番後ろの バスの指定席は
今日で最後に なるんだろう
B
流れていく空 逆らう魔法もなくて
他愛ない話ばかり
S
君の声が「さよなら」に 鳴らないように
いつまでも ただ ずっと 話を 続けたけど
近づいてくる 終わりの バス停に また
ライラック色 してる 君の メモを 思い出してた
A
時計をずらした 隙間の世界(なか)で
君が ちょっと 泣きそうな表情(かお)して
伸びきった影は 君を 攫うだけ
明日はここに うつらない
B
不器用に 笑って
「ごめんね、あの約束も叶わない」
なんて言うから
S
涙 こぼれ落ちてしまう前に 君の
メモに未来の約束(こと) いくつも 書き足してた
あの日 半分にわけた 想いは今も
ライラック色 君の好きな 色に 包まれてる
ーー以下より、ひらがな全文ですーー
はみだしためもに かかれたじかん
きみの ちょっと くせの ある もじで
いちばんうしろの ばすの し てい せきわ
きょう で さいごに なるん だろう
ながれていくそら さからうまほうもなくて
たあい ないはなし ばかり
きみのこえが さよならに ならない ように
いつまでもただ ずっと はなしお つづけたけど
ちかづいてくる おわりの ばすていにまた
らいらっくいろ してる きみの めもお おもい だしてた
とけいおずらした すきまのなかで
きみが ちょっと なきそう なか おして
のびきったかげわ きみお さら うだけ
あしたわここに うつ らない
ぶきようにわら って ごめんねあのやくそくも
かなわない なんて いうから
なみだ こぼれおちてしまう まえに きみの
めもにみらいの こと いくつも かきたしてた
あのひ はんぶんにわけた おもいわ いまも
らいらっくいろ きみの すきな いろに つつまれてる
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