霞む樹海淡く 夕立飲み干して
鉛色の虹が 明日を謳う
震える肩抱いて 近づくその時を
絹裂いた声 ただ風と踊る
抜け殻こぼし嗤う 艶やかな悲劇
獣は腿を抉り 傷跡をのこす
取り残された祈り 果てることも叶わず
弓にかけた あの輝き
引きずりこまれてゆく 深く青く
絡まる因果たどって
重なる月が映す影 歪む景色
唱えた旋律は 柊の花
波打つ水面に浮かぶ 蜉蝣
融けあった 孤独の底で
疼きじれる躰 甘く濡れる心
割れた舌が赤く 毒を垂らす
よろめく足剥いで 望んだその瞬間を
跳ね上がる四肢 いま姿変える
熱散らし朽ちてゆく 錆びついた奇跡
煤けた頬を撫でる 懐かしい薫り
縁追い迷う途 還る術もわからず
縄をかけた あの温もり
掠める指先 ぎこちなく触れる
違えたひかり求めて
吸い込む息は遠く 闇 絶える意識
描いた真実は 鬼灯の種
風狂う沖をさらう 沫雪
閉ざされた 眠りの淵で
はしる雷光 うねり轟く 白やむ世界は
まわり廻る罪が 見せた終わり 過去の幻
奏でる希望目覚める 引きちぎる支配
静寂破る叫び 爪先をはじく
透きとおる雲抱いて 乱れた陽を背負った
追憶さえ 焦がす瞳
溢れだしたいのち 優しく包む
かすかな息吹感じて
握りしめた誇り 突き立てた盟約
血は巡り 胸満たす 焼けた朝
欠けた大地を揺らす 露しずく
託された 未来手にして
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