パンにマーガリン
塗るみたいに
きみの頬
天使が寝そべる

冬と春のあいだ
夏と秋のあいだ
敏感にかぎとる
すこし弱いきみ

耳のなかに海がある
駆けださなくとも
目のおくのビジョン
波のひとつひとつに返事をする

耳のなかに海がある
駆けださなくとも
目のおくのビジョン
ひるがえるカモメが撫でる空

□月□日
きょうもわかってしまう。
わからないのとどっちがいいだろう。
あのひとの林檎、
とびきり紅かった。

頬の天使は
えくぼに腰掛けて
自由にしてる

夜の永さ
夜の謐(しず)けさ
見ずともわかる
弱く強いきみ

耳のなかに海がある
駆けださなくとも
目のおくのビジョン
波のひとつひとつに返事をする

耳のなかに海がある
駆けださなくとも
目のおくのビジョン
ひるがえるカモメが撫でる空

紅い実を捥ぐ
紅い身を捥ぐ
ひるがえるカモメ
よわくつよい天使

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視覚

「林檎と天使」という詞に曲をつけてもらうにあたって改題しました。中身もちょっと変わってます。

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投稿日:2020/06/17 20:15:47

文字数:382文字

カテゴリ:その他

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