A
かき集めた瓦礫の温度と
手のひらに合うおぼろげな雨を
僕らは無色に例える
水晶の向こうで羽ばたいた
鳥の背中に太陽が溶ける
僕らを無色に喩える
B
再生のピリオドで歌う
息の根が騒ぎ出す
比べるほど拙いものなど
S
翼を閉じて夢にした
忘れ去るには鮮やかな日々も
覚めて瞬く瞼には
眩しく尽きる輪光
A
爪先から崩れ去ることも
知っていながら靴紐を解いた
いつかは偶然に見える
可能ならば飛び立つだろうか
そんなことさえ考えて立った
僕には永遠に観える
B
止め処なくバラッドを流そう
灰色の丘の上
跡形もない終わりが来るまで
S
言葉にすれば今もまだ
胸にこぼれる透明な影は
触れて消すには多すぎて
僕を焦がしている
C
雨を残していく
霧が散る
突き立てた切っ先が錆びたら
雨も残していく
鳥が飛ぶ
水晶の向こうは優しいままで
S
目覚めるごとに灯る火も
愛しいほどに褪せていく声も
揺らぎ続けて奥深く
呼吸を焼いている
翼を閉じて夢にした
忘れ去るには鮮やかな日々も
今は瞼の奥底で
眠りについたその後
コメント0
関連する動画1
オススメ作品
もっと見る雨傘に純白の
鯨を飼い始めて
少し高い音まで
聞こえるようになった
爪先に紅色の
珊瑚が根づいてゆく
私の呼吸には
無数の泡が 揺らぐ
肺を昇れ
七色の海月...海になる
吹憐
目覚める前に僕ら
何を約束したろうか
唇にのせた歌を
枷のように重ねあって
夢見る日々に僕ら
何を誓っただろうか
爪先に絡む水で
真っ白に溶け出すその有無
いつから生まれていたの?
不意に鼓膜を震わせて...神様のいない庭
吹憐
夏になれば枯れる
小さな草むらで
貴方は今日もまた
ピアノを弾いて
雨が降れば消える
物語を抱いた
私をそうしてまた
微笑うのでしょう
優しい歌を奏でる
その手で貴方は...空の鳥籠
吹憐
泡をはいて 鼓動をした
すくえない僕らの最初の話
空の深く 海の天辺にも
たどり着けなかった 最後に添えて
漂うばかり 笑ってばっかり
唇のクエスチョン 消せないよ
嘘みたいな記憶を抱いて
抱いて落ちる そこが無重力
押し潰して 淡すぎる夢ならもう
まぶたの裏で溶けてしまえ...【曲つきました!】 淡色花の一燐を
2430a
何を指すのが「愛」なんだと
僕らは未だに立ち尽くす
こねて固めた「でも」「だけど」
連動して黙り込む
(離した手に何が残る?)
目を伏せた君が呟いた
涙の中のSOS
赤い色 同じ
(「僕の側にいて」
本当の言葉もひねくれたまま壊れて)...曖昧炉"Maybe"
しらむ
惑星が傾く
蛍光の茜色
貴方にはきっと見えない
視えてなどいない
静寂が嘯く
対角に辿り着く
この足を絡め取るのは
緑のざわめき
叫べなくなる前に
何処か遠くへ...ワンダーゴート
吹憐
クリップボードにコピーしました
ご意見・ご感想