(Aメロ)
深夜二時 青白い光が部屋を浸食する
スクロールする指先は 誰かの「幸せ」を検品中
「素敵ですね」の五文字を クリップボードに記憶して
また新しい窓を叩く 返信(レス)という名の酸素を求めて
(Bメロ)
四角い卓の上 牌を混ぜる乾いた音
現実(リアル)の温度は 少しだけ僕には熱すぎる
無視されたなら「じゃあ次」へ 執着なんてコストの無駄
感情を消したフリック一つで 一秒前の「特別」を捨てる
(サビ)
コピペの愛で 僕を繋ぎ止めて
「好き」も「愛してる」も 全てがテンプレート
僕が打ち込む言葉は 羽よりも軽いんだ
風が吹けば消えるような 薄っぺらな繋がりで
この巨大な空洞(あな)を 必死に埋めている
(2番 Aメロ)
「会いたい」なんて 反射神経の言葉遊び
相手を縛りたいのは 僕が消えないための防衛術
夢中にさせて 僕だけに依存して
そんな願いさえ コピペした願望(シチュエーション)に過ぎない
(Bメロ)
女遊びのあとの 虚しさを燃料にして
また誰かの投稿に 愛の弾丸を撃ち込む
僕はここにいる? 僕は生きている?
麻雀の点棒みたいに 自分の価値を削り合って
(サビ)
コピペの愛が 一番僕にはお似合いさ
傷つかない距離で 誰かの時間を奪い合う
愛されたいんじゃない 支配して安心したいだけ
0か1かの海で 僕を見失わないように
今日も誰かに 同じ嘘を配り歩く
(Cメロ)
「決意したはずの春」が 遠くで泣いている気がした
でも あの日の絶望より この薄っぺらな今がいい
笑えないテレビより 誰かとの空っぽなDMを
僕は選んだんだ 生きるために選んだんだ
(大サビ)
コピペの愛でいい 僕を繋ぎ止めて
適応できなかった世界への ささやかな復讐さ
僕が打ち込む言葉は 羽よりも軽いから
どこへでも飛んでいける どこへも辿り着けないまま
通知が鳴るたび 僕は僕を信じられる
(アウトロ)
また一人 無視。
「じゃあ次」へ。
指先一つで 僕は今日も存在し続ける
コピペの愛
「好き」も「愛してる」も、僕が入力する言葉は羽よりも軽い。
一回目の職場で適応障害になり、社会に馴染めなかった僕が、今必死に縋っているのはSNSの無数の繋がりです。
誰かを縛り付けたい支配欲も、無視されたらすぐ次へ行く軽薄さも、すべて嘘のない今の僕です。
1作目の『決意したはずの春』が過去の絶望なら、この曲は「空っぽなまま生きる現在の僕」の存在証明です。
完全未経験ですが、本気でプロの作詞家を目指しています。
この歌詞に曲をつけてくださる方、あるいはプロの視点で厳しいアドバイスをくださる方、ぜひお力をお貸しください。
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