その花やがて散りぬるを
春ですね
以下歌詞です。
皆曰く 我、奇なり
人の世の妖しけり
人里の 傍らに
されどまた 繋がらず
けふもまた 誰も無し
ケの昨日 そこに在り
「お嬢さん遊びましょ」
見下ろさば 否、ハレの日
無垢に 微笑みて ゆらり 靡く髪
怯えた眼が映すは ひとひらの 赤椿
向かひ合わせて とおりゃんせ
顔伏せれども君笑ふ
手と手繋いで とおりゃんせ
伸びた影法師
三度目の春が来て
おとなしき その笑顔
我 思ひ浮かべては
君がため 髪飾り
蛍舞ふ夏の日も
落ち葉蹴る秋の日も
悴みし冬の日も
唯 此処で 嗚呼 待つのみ
朱は白如きに 染まりゃせんように
聞き慣る声 覗けりゃ あの娘の「ハレ姿」
季節廻りて とおりゃんせ
遥か 思い出に変はる
くしゃくしゃになって 髪飾り
渡せそうに無し
時は過ぎ 諸行無常の響きあり
覚りて ぎこちなく微笑みし 白椿
この想ひのみ とおせんぼ
溢れて零れては滲む
木々一面に 春が咲き
君によく似た花
嗚咽混じりて 天気雨
面影とぶらひて 気付く
想ひ隠して とおりゃんせ
さよなら とおりゃんせ
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