【2025年版】マイル高還元率! 最強の「航空系」クレジットカード7選。旅行好き/陸マイラー向けに紹介

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※本記事はプロモーションを含みます

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oatawa/Shutterstock

  • マイル還元率が高い航空系クレジットカードには年会費が発生するが、初年度無料で保有できるカードもある。
  • ANAやJAL、それぞれのマイル還元に特化したカードから、旅行好き向け5枚・陸マイラー向け2枚を紹介する。
  • 利用する航空会社・マイル還元率・付帯保険・優待サービスを総合的に判断して、自分にとって使い勝手の良い1枚を見つけよう。

休暇のたびに国内外を飛び回る「旅行好き」、そして飛行機はあまり使わないものの日常の買い物でマイルを貯める「陸マイラー」。それぞれに最適な航空系クレジットカードはどれか? 気になる人も多いだろう。

本記事では2025年に向けて、高いマイル還元率を誇る、航空系のクレジットカード7枚を選び抜いた。いずれも継続的に年会費は発生するが、一部には初年度無料で発行できるカードもある。

だが、ランニングコストがかかる分、基本のマイル還元だけでなく、ボーナスマイルの特典も手厚い。また、旅行に役立つお得なサービスや安心の付帯保険も用意されており、フライトが一層有意義になるはずだ。

ANAとJALどちらのマイルを貯めたいのか、飛行機の利用頻度はどのくらいか、保険やサービスの充実度は重要視するのかなどなど。自分の求める条件にあわせて探すと、素敵な1枚が見つかるかもしれない。

旅行好き向け5枚・陸マイラー向け2枚の航空系クレジットカードを徹底解説するので、本記事がマイル獲得に強いカードを探す一助となれば幸いだ。

旅行好き向け、最強の航空系クレジットカード5選

旅行好きにおすすめしたい、マイル還元率が高い航空系クレジットカードは、以下の5枚だ。

  1. ANAアメリカン・エキスプレス・カード
  2. ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
  3. JALカード
  4. JALカードSuica CLUB-Aゴールドカード
  5. JAL CLUB EST(普通カード)

どのクレジットカードも飛行機の搭乗時や継続利用、電子マネーへのチャージなどでマイルが貯まりやすく、お得に快適な旅を楽しめる。

マイル還元に特化したポイントプログラムや保険・サービスが充実している航空系カードを厳選しているので、ぜひ参考にして欲しい。

1. 良いとこ取りしたいANA派には:ANAアメリカン・エキスプレス・カード

出典:ANAアメリカン・エキスプレス・カード

ANAアメリカン・エキスプレス・カード」は、独自のポイントプログラムにより高いポイント還元率を受けられる航空系クレジットカード。

コンビニ・レストラン・携帯料金・ガソリンスタンドなど、あらゆるシーンでポイントが貯まり、基本的には100円につき1ポイント、ANAグループでの利用なら100円につき1.5ポイントが付与される。ただ、ポイント加算対象外の加盟店では200円につき1ポイントと還元率が0.5%に減少する場合がある点に注意しよう。

貯めたポイントをANAマイルに移行するには、年間参加費6600円のポイント移行コースに登録しなければならない。とはいえ、登録期間中のポイントの有効期限が無期限になるため、ポイントを存分に貯めて特典航空券に交換するなら登録しておいて損はないだろう。

ポイント還元ではなく、マイル還元としては以下のような特典がある。

  • ANAカードマイルプラス
  • 搭乗ボーナスマイル
  • 入会・継続ボーナスマイル

ANAカードマイルプラス加盟店で本カードを利用すると、通常ポイントに加えて100円につき1マイルが自動的に加算される。

搭乗ボーナスマイルは、通常のフライトマイルに加えて「区間基本マイレージ × クラス・運賃倍率 × 10%」のボーナスマイルがプレゼントされる特典だ。ただしこれは、ANAグループ便を利用した場合に限る。入会時に1000マイルの贈呈、さらに翌年以降はカードの継続利用特典として、1年に1回1000マイルがもらえる。

貯めたポイントやマイルは、1000ポイント単位でANAマイルに移行したり、5000マイルで特典航空券に交換したり、カード利用代金への充当・アメックス厳選のアイテムにトレードなど、使い道が幅広い。ポイントやマイルの貯めやすさだけでなく、汎用性・実用性の高い利用先が豊富なのも魅力と言えるだろう。

下表に記載があるように、「ANAカード(一般カード)」よりも付帯保険および付帯サービスが手厚く、カードそのもののスペックが高い。年会費は7700円と若干高くなるが、その分、国内外の旅行傷害保険の補償額が増え、ANAグループでの買い物も満遍なくお得に。

国内の主要空港とダニエル・K・イノウエ国際空港のラウンジを同伴者1名まで無料利用できる。そのほか、旅行の行き帰りが楽になる手荷物無料宅配サービスも付帯し、ストレスなく心地の良い旅を実現できるはずだ。

ポイントやANAマイルの高還元率に着目している人、マイル還元と保険・優待特典をどちらも譲れない人は、ぜひチェックしてみよう。


ANAアメリカン・エキスプレス・カードの詳細スペック
  •  

     

     

    年会費 本会員:7700円(税込)
    家族会員:2750円(税込)
    ポイント移行コース:年間参加費6600円(税込)
    ポイント・マイル還元率 1%〜1.5%
    国際ブランド American Express
    付帯保険 海外旅行傷害保険:最高3000万円
    国内旅行傷害保険:最高2000万円
    ショッピング・プロテクション:年間最高200万円
    付帯サービス 空港内店舗「ANA FESTA」で5%OFF
    国内線・国際線の機内販売が10%OFF
    ANAオンラインショップ「A-style」で5%OFF
    国内外29空港の空港ラウンジが同伴者1名まで無料
    手荷物無料宅配サービス など
    マイル移行先 ANA
    入会資格 20歳以上
    本人に安定した継続的な収入のある方

2. ANAグループ便の搭乗が多いなら:ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード

出典:ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード

ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」は、ANAグループ便を利用する機会の多い人におすすめの航空系クレジットカード。ベースは「ANAアメリカン・エキスプレス・カード」と同じ内容で、ポイントの貯まりやすさや特典をより充実させた内容となっている。

特に注目したいのが、搭乗ごとのボーナスマイルだ。通常のフライトマイルに加え「基本マイレージ×クラス・運賃倍率×25%」がプレゼントされる。一般カードの掛け率は10%のため、貯まりやすさは倍以上と考えていいだろう。

ポイントからマイルの移行についても、ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードはポイント移行コースに入会する必要はない。最初から手数料無料でポイントからマイルに移行できる点も大きな違いだろう。

また、国内外1300カ所以上の空港ラウンジが使える「プライオリティ・パス」が無料登録できるのも特長だ。本会員のみならず、家族カード会員まで年会費無料になる。さらに、1回35ドルの利用料は、年間2回まで無料になる特典付きなのも嬉しい。

さらに、ANAアメリカン・エキスプレス・カードよりも付帯保険の金額が大きくアップ。海外なら最大1億円、国内でも5000万円まで補償される。利用付帯ではあるものの、これほど手厚い補償額ならいざというときも安心だろう。

海外旅行時の航空便遅延費用を補償してくれる保険も一般カードにはない特典だ。もし航空便遅延があった際、臨時に出費した宿泊代や食事代、さらに手荷物の到着遅延や紛失により負担した生活必需品の購入費用までカバーしてくれる。

そして、キャンセル・プロテクションという補償サービスも見逃せない。「家族が病気になってしまい海外旅行をキャンセルした」といった場合に適用される保険だ。旅行をはじめ、飛行機やコンサートまで補償対象となる。

上述したようなポイント・マイルの貯まりやすさや多彩な特典内容と、旅まわりの充実度は満足いくものとなっている。一般カードでは味わえないワンランク上のクレジットカードを楽しみたい人は、検討してみるといいだろう。


ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードの詳細スペック
  •  

     

     

    年会費 本会員:3万4100円(税込)
    家族会員:1万7050円(税込)
    ポイント・マイル還元率 1%〜
    国際ブランド American Express
    付帯保険 海外旅行傷害保険:最高1億万円
    国内旅行傷害保険:最高5000万円
    ショッピング・プロテクション:年間最高500万円
    付帯サービス 空港内店舗「ANA FESTA」で5%OFF
    国内線・国際線の機内販売が10%OFF
    ANAオンラインショップ「A-style」で5%OFF
    国内外29空港の空港ラウンジが同伴者1名まで無料
    プライオリティ・パスの年会費が無料(家族カード会員も無料)
    手荷物無料宅配サービス など
    マイル移行先 ANA
    入会資格 20歳以上
    本人に安定した継続的な収入のある方

3. JAL派でコスパ重視なら:JALカード

出典:JALカード

JALカード選びで迷った場合にうってつけの「JALカード」。JALカードの基本となるクレジットカードで、初年度は年会費がかからない。翌年からは2200円~6600円(税込)かかるものの、JALカードのデビューに適した航空系カードだ。

JALマイルの還元に強く、JALグループ便に搭乗するとボーナスマイルが付与される。毎年最初の搭乗で1000マイルプレゼント、搭乗毎のボーナスではフライトマイル(区間マイル × 利用運賃)の10%がプラスされる。年に数回だけでもJALのグループ便に搭乗すれば、年会費以上のフライトマイルを貯められるだろう。

そして、JALグループ便の搭乗で貯まるマイル以外に、日常の買い物でもショッピングマイルが貯まる。200円につき1マイル貯まり、JALカード特約店の利用では2倍のポイントが付与される仕組みだ。

JALカード特約店は、イオンやファミリーマートなどの身近なところから、ルートインホテルやトヨタレンタカーといった旅に関するお店が揃っていて貯めやすいだろう。

JALカードをメインカードとして使いたい場合は、ショッピングマイルが2倍貯まる「JALカード ショッピングマイル・プレミアム」への入会もおすすめだ。年会費は4950円(税込)かかるものの、それ以上のショッピングマイルを貯められる可能性が高い。月に5万円前後使うなら年会費以上の価値になる。

さらに、搭乗当日までの予約・変更が可能である点も見逃せない。予約の際「対象者限定割引」欄に「JALカード割引」を選択した航空券に適用される。しかも、予約期限は当日のため、急な出張があっても安心だ。

ちなみに、国際ブランドをAmerican Expressにした場合のみ年会費が6600円(税込)かかるが、利用できるサービスが増える。例えば、国内主要空港&ハワイ・ホノルル空港のラウンジを同伴者1名まで無料で利用できたり、厳選チケットの先行販売や特別プランを楽しめたりとサービスがワンランクアップ。ゴールドカードを発行するまででもないが、少し物足りなさを感じる人にうってつけだ。発行前にぜひチェックしてみてほしい。

また、JALカードを持っているだけで国内外の旅行保険が自動付帯となるのも嬉しいポイント。補償金額は最高で1000万円と高いわけではないが、細かな条件がなく自動付帯である点を考えると十分だろう。補償金額が心配な場合、国際ブランドをAmerican Expressにすれば、最高3000万円まで補償される。

旅行頻度が年に数回程度で、試しにJALマイルを貯めてみたいと考えている人に勧めたい航空系カードだ。


JALカードの詳細スペック
  •  

     

     

    年会費 本会員:2200円~6600円(税込)
    家族会員:1100円~2750円(税込)
    ポイント・マイル還元率 0.5%(特約店利用:1.0%)
    国際ブランド Visa・Mastercard・JCB・American Express
    付帯保険 旅行傷害保険(国内外):最高1000万円(American Expressのみ最高3000万円)
    ショッピング保険(動産総合保険):年間最高100万円(JCBのみ)
    付帯サービス JAL・JTAの機内販売商品が10%割引
    ホテルニッコー&JALシティの割引・特典
    JALカード割引で当日の搭乗便をお得に予約・変更可能
    国内空港店舗・ 空港免税店で各種割引サービス
    マイル移行先 JAL
    入会資格(※1) 18歳以上(学生不可)

    ※1:JAL アメリカン・エキスプレス®・カードは原則18歳以上、本人または配偶者に安定した収入(学生を除く)も必要

4. 電車や飛行機をよく使うJAL派には:JALカードSuica CLUB-Aゴールドカード

出典:JALカード

JALの飛行機をよく利用するなら、「JALカードSuica CLUB-Aゴールドカード」がおすすめだ。JALマイルが効率的に貯まり、JALグループのサービスがお得になる。

特に普段からSuicaで電車に乗っている人、JALグループが好きで頻繁に利用している人、そして国内外問わず旅行が趣味の人に勧めたい。

JALグループ便に搭乗すると、会員限定ボーナスマイルが進呈される。それは、以下の3つだ。

  • 入会搭乗ボーナス・・・最大5000マイル
  • 毎年初回搭乗ボーナス・・・最大2000マイル
  • 搭乗ごとのボーナス・・・フライトマイルの最大25%プラス

入会搭乗ボーナスは一度だけだが、毎年初回搭乗ボーナスは新年1回目の搭乗に決まって最大2000マイルをもらうことが可能。「区間マイル × 利用運賃」のマイル積算率(フライトマイル)から最大25%のマイルを、JALグループ便を利用するたびに必ず付与されるのもお得だ。JALの普通カードと比べてマイル還元率は大幅にアップしているため、ゴールドカードならではの特典と言える。

また、日常のショッピングや外食費・固定費の支払いでもマイルが貯まる。本カードでは、ショッピングマイルの還元率が2倍になる「JALカードショッピングマイル・プレミアム」に年会費無料で入会でき、通常税込200円につき1マイル貯まるところが、税込100円につき1マイルになるのだ。

そもそも、JALカードショッピングマイル・プレミアムの年会費は4950円(税込)かかる。なので、このコストを抑えてショッピングマイルを賢く貯められるのは一石二鳥といえるだろう。

さらに、JALカード特約店で利用すれば税込200円につき2マイルが貯まる。JALグループの航空券や機内販売、ホテル・レストラン・ゴルフ場などが特約店の対象となっており、JALマイルを大量獲得するゴールドカードとしては申し分ない。

選べる提携ブランドをSuicaにすることで、貯めたマイルはSuicaチャージに活用可能。そのほか、各社ポイントやJALクーポン、特典航空券に交換でき、交通機関の移動から空の旅までお得な使い道が豊富だ。

本カードの入会および利用特典としては、Suicaで使えるJRE POINTが5000ポイントも贈られる。JALの飛行機だけでなく、JRの電車も節約しながら利用できるのが特徴だ。

優待特典では、機内販売の商品を10%OFFで購入できたり、ビジネスクラスでスマートにチェックインできたりする。JALのサービスに特化した特典が多いが、提携カード会社にSuicaを選択しているので、加えて東京駅構内の「ビューゴールドラウンジ」を利用することも可能だ。

付帯保険においても、旅行傷害保険や飛行機の遅延をカバーする保険だけではない。国内旅行に限るが、最高5000万円の国内旅行傷害保険は、Suicaで改札を通ってから出てくるまでが補償対象となる。

渡航先での病気や怪我にしか対応しない一般的な傷害保険とは異なり、旅行の前後のトラブルもサポートしてくれる柔軟な適用条件が強みだ。航空系のゴールドカードとして、カードそのもののスペックとしても、2万900円(税込)という年会費は妥当と言えるだろう。


JALカードSuica CLUB-Aゴールドカードの詳細スペック
  •  

     

     

    年会費 本会員:2万900円(税込)
    家族会員:8800円(税込)
    ポイント・マイル還元率 1%〜(特約店利用:2.0%)
    国際ブランド JCB
    付帯保険 旅行傷害保険(国内外):最高5000万円
    国内・海外航空機遅延保険
    海外航空便遅延お見舞金制度
    国内旅行はSuicaで改札を入ってから出るまでが補償対象に
    付帯サービス 国内外29空港の空港ラウンジサービスが無料で利用可能
    東京駅構内にある「ビューゴールドラウンジ」が利用可能
    JAL・JTAの機内販売商品が10%割引
    ホテルニッコー&JALシティの割引・特典
    JALカード割引で当日の搭乗便をお得に予約・変更可能
    JALビジネスクラス・ チェックイン
    国内空港店舗・ 空港免税店で各種割引サービス
    JALの国内外パッケージツアーが最大3%割引 など
    マイル移行先 JAL
    入会資格 日本国内にお住まいの18歳以上(高校生を除く)の方で、電話連絡の取れる方

5. JAL派で旅行好きの20代には:JAL CLUB EST(普通カード)

出典:JALカード

20代限定の「JAL CLUB EST(普通カード)」は、普通カードにプラスαとして保有する1枚だ。本記事では普通カードをベースに紹介するが、CLUB-Aカード・CLUB-Aゴールドカード・プラチナに付随して発行しても問題ない。

ただ、普通カード以外を選択する場合は、カードのランクによって年会費の金額や付帯保険・付帯サービスの内容が異なる。イメージとしては2枚目のサブカードのような感覚で持つカードであり、単体では発行できない点に注意しよう。

本カードに新規入会して利用する際は、年会費が以下のようになる。

普通カード JAL CLUB EST
2200円(税込)
※入会後1年間は年会費無料
5500円(税込)

初年度の年会費は5500円(税込)のみ、翌年以降からは合算して7700円(税込)だ。「面倒なので、わざわざカードを2枚持ちする必要はない」と思う人もいるかもしれないが、本カードをおすすめする理由は7つある。

  • 年間5回までサクララウンジを利用できる
  • マイルの有効期限が36カ月から60カ月に延長される
  • EST会員限定のボーナスマイル(毎年2500マイル)が貯まる
  • JALビジネスクラス・ チェックインカウンターを利用できる
  • 搭乗ボーナスマイルやFLY ON ポイントが優遇される
  • ショッピングマイルの還元率が2倍になる
  • 1000マイル単位ではなく100マイル単位で特典に交換できる

上記のように、普通カード1枚だけでは受けられないサービスやマイルの特典などが、JAL CLUB ESTを追加することで適用されるのだ。ランクの高いカードは保有コストがかかる傾向にあるが、本カードの組み合わせなら、お得な年会費でゴールドランク相当の充実したサービスを受けられる。

例えば、フライトで貯まるボーナスマイルは以下のように貯めやすくなる。

           入会搭乗
ボーナス
毎年初回搭乗
ボーナス
搭乗毎ボーナス
(フライトマイル
に加算)
JALカード会員 最大5000マイル 最大2000マイル 最大25%プラス
JAL CLUB EST限定 1000マイル贈呈 1000マイル贈呈 5%プラス
合計 最大6000マイル 最大3000マイル 最大30%プラス

JALカード会員に贈られる通常のフライトボーナスに、JAL CLUB EST会員限定のボーナスマイルが上乗せされるイメージだ。これとは別に、毎年2500マイルをプレゼントしてもらえるため、相対的にJALマイルが貯まりやすく、早い段階で特典航空券のような豪華クーポン券に交換できる近道となる。

JAL CLUB EST会員期間中に貯めたマイルの有効期限は3年から5年に延長されたり、通常は1000マイルからe JALポイントに交換できるマイルも、100マイル単位で気軽に特典と交換できたりと、柔軟なサービスが魅力。

また、年間5回と制限があるが、JALグループ国内線を利用する際には、国内17空港にあるサクララウンジを同伴者1名まで利用できる。マッサージチェア・シャワールーム・フリードリンク・スマホ充電器など、フライト前の時間を快適に過ごせる施設や有意義にしてくれるサービスが充実。

さらに、ビジネスクラスでのチェックインカウンターでスマートに出入国手続きができるほか、JALカードショッピングマイル・プレミアムに自動入会となり、ショッピングマイルの還元率が2倍に。

これらは通常、ゴールドランク以上に付帯するサービスなので、JAL CLUB ESTをプラスするメリットも明確になるだろう。もちろん、国内空港店舗や空港免税店での各種割引、ホテルニッコー&JALシティの割引・特典といった、普通カードの優待も適用される。

本カードは、30歳になる誕生月の4カ月前の月末まで申込可能となっているため、20代のビジネスパーソン、最小限のコストで贅沢な優待を受けたい20代前半、マイル集めに注力している20代後半は詳細を確認してみて欲しい。

なお、有効期限は30歳を迎えた後、最初のカード有効期限月の末日までなので、興味があるなら可能な限り早めに申し込むことをおすすめする。


JAL CLUB ESTの詳細スペック
  •  

     

     

    年会費 本会員:5500円(税込)
    家族会員:2200円(税込)
    ポイント・マイル還元率 1%〜
    国際ブランド Visa・Mastercard・JCB
    付帯保険 旅行傷害保険(国内外):最高1000万円
    付帯サービス 年間5回までサクララウンジ(国内線)の利用が可能
    マイルの有効期限が60カ月まで延長
    JALビジネスクラス・チェックイン
    100マイル単位での特典交換が可能
    毎年2500マイルをプレゼント
    搭乗ボーナスマイル・FLY ON ポイントの優遇 など
    マイル移行先 JAL
    入会資格 原則20歳以上30歳未満
    日本に生活基盤がある方
    日本国内での支払いが可能な方

陸マイラー向け、最強の航空系クレジットカード2選

月に何度も飛行機を利用しないが、日常生活でコツコツ貯めたマイルを活用して、年に数回の旅行をお得に楽しみたい「陸マイラー」向けのクレカは以下の2枚だ。

  1. ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカ一般カード)
  2. JALカードSuica(普通カード)

上記2枚は、日常生活におけるショッピングや公共交通機関の利用で着実にポイントおよびマイルを貯められる。ANAとJALそれぞれのマイル獲得に特化したおすすめクレジットカードを1枚ずつ紹介するので、ぜひ参考にして欲しい。

1. ANA派の陸マイラーならANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカ一般カード)

出典:ANA To Me CARD PASMO JCB

ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカ一般カード)」は、マイル・メトロポイント・JCBのOki Dokiポイントを効率的に貯めることができる航空系カードだ。

ショッピングやPASMOへのオートチャージでOki Dokiポイントが貯まり、それをANAマイルやメトロポイントに移行できる。1Oki Dokiポイントあたりの換算レートは、ANAマイルに移行するときに3〜10マイル、メトロポイントなら5ポイントだ。

また、ANAマイルとメトロポイントの相互交換も可能。1万マイルは1万メトロポイントに、100メトロポイントは90マイルに交換できる。3つのポイントを1枚のカードに集約して貯めることができるため、交換先の選択肢や活用方法も幅広いのが特徴と言える。

とにかく、選べるポイントコースによって、移行レートと移行手数料が異なる点に気をつけよう。

マイル自動移行コース】・・・Oki Dokiポイントを毎月自動でマイルに移行

マイル自動移行コース 移行レート 移行手数料
10マイル 1ポイント=10マイル 年間5500円(税込)
5マイル 1ポイント=5マイル 無料

マルチポイントコース】・・・Oki Dokiポイントを好きなときにマイルまたは商品に交換

マルチポイントコース 移行レート 移行手数料
10マイル 1ポイント=10マイル 年間5500円(税込)
5マイル 1ポイント=5マイル 無料

本カードは、入会・搭乗・継続利用で貯まるボーナスマイルも注目ポイントだ。通常入会特典として1000マイル、フライトマイルに加算される搭乗ボーナスマイル10%、継続利用のボーナスで1000マイルと、お得さが割り増しに。

メトロポイントは、乗車ポイントとして1乗車につき平日5ポイント、土休日15ポイントが付与される。電子マネーポイントでは、自動販売機の利用100円につき1ポイント、店舗利用では200円につき1ポイントとなる。

電車の利用や日々の買い物など、生活に密接なシーンで多彩なポイントを集められる利便性の高い1枚だ。初年度の年会費は不要となっており、翌年以降からは2200円(税込)が発生。

このほか、旅行や買い物における万が一のトラブルをサポートする「国内外の旅行傷害保険」と「ショッピングガード保険」が付帯。付帯サービスは充実度に欠けるが、渋谷スクランブルスクエアやビックカメラ、ホテル椿山荘などの提携サービスで割引や特典を受けられる。

ANAのマイルをメインに貯めたい陸マイラーにとって、ランニングコストを気にせず愛用できる、汎用性の高いおすすめのカードだ。


ANA To Me CARD PASMO JCBの詳細スペック
  •  

     

     

    年会費 本会員:初年度無料、通常2200円(税込)
    家族会員:本会員と同時申込で初年度無料、通常1100円(税込)
    ポイント・マイル還元率 基本ポイント0.5%〜(コースにより変動)
    ▼マルチポイントコースの場合
    Oki Dokiポイント
    (利用合計金額1000円につき1ポイント)
    ▼マイル自動移行コースの場合
    ANAマイレージクラブ利用合計金額1000円につき5〜10マイル
    5マイルコース・・・5マイル
    10マイルコース・・・10マイル
    国際ブランド JCB
    付帯保険 海外旅行傷害保険:最高1000万円
    国内航空傷害保険:最高1000万円
    ショッピングガード保険:年間最高100万円
    付帯サービス 提携サービスの優待特典・割引
    マイル移行先 ANA
    入会資格 18歳以上(高校生不可・学生OK)
    本人または配偶者に安定継続収入のある方

2. JAL派の陸マイラーならJALカードSuica(普通カード)

出典:JALカード

基本的な機能と最低限のサービスを備える「JALカードSuica」は、JALカードデビューを飾るのにうってつけの1枚だろう。

年会費は入会から1年間無料、翌年以降は2200円(税込)と良心的な金額により維持費を抑えられるため、経済的な負担なく使い続けられる。食料品・日用品の購入やゴルフをはじめとするレジャー、レストランでの食事など、多様なシーンでコツコツとマイルを貯められるはずだ。

基本のマイル還元率は、税込200円につき1マイルが付与される0.5%と低め。しかし、マイル移行手数料はかからず、JALカード特約店での利用なら税込200円につき2マイルと還元率が1.0%にアップする。

数あるJALカード特約店の一例は、以下の通り。

  • JALグループ
  • ENEOS
  • ノジマ
  • ファミリーマート
  • イオン
  • ハックドラッグ
  • コナカ
  • ロイヤルホストなど

上記のほか、ホテルやレストラン、ゴルフ場などさまざまな特約店があり、至る所で2倍のショッピングマイルを貯めることが可能。また、本カードの場合は、年会費4950円(税込)のショッピングマイル・プレミアムに入会することで、基本のマイル還元が税込100円につき1マイルとなる。

つまり、ショッピングマイル・プレミアムに入会後、JALカード特約店で買い物すれば、通常のおよそ4倍ものマイルを獲得できるのだ。使い方次第で取りこぼしなくマイルを蓄えられるため、ぜひチェックしてみよう。

ちなみに、フライトで貯まるボーナスマイルは以下の通りだ。

  • 入会搭乗ボーナス・・・1000マイル
  • 毎年初回搭乗ボーナス・・・1000マイル
  • 搭乗ごとのボーナス・・・フライトマイルの10%プラス

このほか、海外・国内の旅行傷害保険が付帯していたり、JALグループならではの割引特典やサービスが用意されていたりと、JALカード初心者でも安心して利用できるはず。

選べる提携ブランドにSuicaをセレクトすることで、空と陸、どちらでも着実にマイルが貯まる。マイルの利用先は幅広く、各種ポイントやギフト券、特典航空券に交換可能。電車にも使えるので、Suicaで支払う交通費の節約にも繋がるだろう。

JALカードをお試し感覚で利用してみたい人、ごくたまにJALグループ便で旅行を楽しむ人、フライトよりはショッピングや移動でマイルを貯めたい人などにぴったりの1枚だ。


JALカードSuicaの詳細スペック
  •  

     

     

    年会費 本会員:入会後1年間は無料、通常2200円(税込)
    家族会員:1100円(税込)
    ポイント・マイル還元率 0.5〜1.0%
    国際ブランド JCB
    付帯保険 旅行傷害保険(国内外):最高1000万円
    付帯サービス JAL・JTAの機内販売商品が10%割引
    ホテルニッコー&JALシティの割引・特典
    JALカード割引で当日の搭乗便をお得に予約・変更可能
    国内空港店舗・ 空港免税店で各種割引サービス
    JALの国内外パッケージツアーが最大3%割引 など
    マイル移行先 JAL
    入会資格 18歳以上(高校生不可)
    日本国内にお住まいの方
    電話連絡のとれる方

まとめ

ANAマイルを貯めるなら 「ANAアメリカン・エキスプレス・カード」「ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」。JALマイルを貯めるなら「JALカード」「JALカードSuica CLUB-Aゴールドカード」「JAL CLUB EST(普通カード)」が適している。

飛行機に乗る機会があまりなく、普段から地道にマイルを貯めていきたい場合は、陸マイラーにおすすめの「ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカ一般カード)」と「JALカードSuica(普通カード)」を検討してみて欲しい。

保有コストを考慮しつつ、2000円台や7000円台、3万円台など、年会費の幅も広めに取り揃えた。それぞれ独自の強みを持つ航空系カードを厳選したので、自分にマッチする1枚を見つけて、旅行を楽しんだりマイルで節約したりしよう。

※本記事は、2023年12月5日に初出した記事へ加筆・修正を行ったものです。

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