政府が南鳥島(東京都小笠原村)沖の排他的経済水域(EEZ)内で進めるレアアース(希土類)開発では、環境への影響のモニタリング技術や、深海生物への負担を抑えた採掘技術の確立に期待がかかっている。海底資源開発をめぐっては、公海での国際ルール策定が環境保全などに関する各国対立で遅れており、日本の知見が議論の促進に役立つ可能性があるためだ。公海で一方的に開発を進めようとする動きもある中、政府は環境ガイドラインの策定を急ぐ。
陸上資源国が「競合」警戒…遅れる議論
「国際海底機構(ISA)からの関心は極めて高く、密なコンタクトを取っている」