リー・グリーンウッド

メルヴィン・リー・グリーンウッド（通称リー・グリーンウッド）は、1982年のデビュー作「Inside Out」がビルボードのカントリー・ミュージック・アルバム・チャートで12位を記録して以来、数々のヒット・アルバムを世に送り出してきたアメリカのカントリー・シンガー。この曲でアカデミー・オブ・カントリー・ミュージック賞の年間最優秀男性ヴォーカリスト賞を受賞し、カントリー・ミュージック・アソシエーション賞の最優秀新人アーティスト賞にノミネートされた。1984年に発表した「God Bless the USA」はホット・カントリー・ソング・チャートで7位を記録し、CMA賞最優秀歌曲賞を受賞、グラミー賞最優秀カントリー・ヴォーカル・パフォーマンス賞と最優秀カントリー歌曲賞にノミネートされた。

カントリー・アルバム・チャートで6位を記録した1984年のアルバム『You've Got a Good Love Comin'』に収録されている。Streamline」（1985年）は同チャートで首位を獲得し、他にも「Love Will Find Its Way to You」（1986年）、「This is My Country」（1988年）、「A Perfect 10」（1991年）、「American Patriot」（1992年）、「Totally Devoted to You」（1995年）、「Same River Different Bridge」（2000年）、「Inspirational Songs」（2002年）、「Stronger Than Time」（2003年）などがリリースされている。

ビルボードのホット・カントリー・ソング・チャートには33曲がランクインしており、そのうち「Going, Going, Gone」（1984年）、「Dixie Road」（1985年）、「Don't Underestimate My Love For You」（1986年）の7曲はアダルト・コンテンポラリー・チャートでも首位を獲得している。1983年の楽曲「I.O.U.」はホット・カントリー・ソング・チャートで6位を記録し、グラミー賞最優秀カントリー・ヴォーカル・パフォーマンス賞を受賞した。バーバラ・マンドレルとの'To Me'（1984年）はグラミー賞の最優秀カントリー・パフォーマンス賞（ヴォーカル入りデュオまたはグループ）にノミネートされ、ホット・カントリー・ソング・チャートで3位を記録した。

I Don't Mind the Thorns (If You're the Rose)'（1985年）はグラミー賞の最優秀カントリー・ヴォーカル・ソロ・パフォーマンス賞にノミネートされ、スージー・ボガスとの'Hopelessly Yours'（1991年）はグラミー賞の最優秀カントリー・ヴォーカル・コラボレーション賞にノミネートされ、ホット・カントリー・ソング・チャートで12位を記録した。他にもCMA賞やACM賞にノミネートされ、「The Best of Lee Greenwood」（1993年）、「God Bless the USA: The Best of Lee Greenwood」（1996年）、「The Definitive Collection」（2006年）などのコンピレーションをリリースしている。2020年の彼のスケジュールには、アメリカ中の会場への出演が含まれていた。

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