ロッド・スチュワート
荒々しい歌声で知られるサー・ロッド・スチュワートは、そのキャリアを通じて数々の成功を収めてきた。1945年1月10日にロンドンで生まれたロデリック・デイヴィッド・スチュワートは、ロング・ジョン・ボルドリー（1964年）のシンガー兼ハーモニカ奏者として、そしてジェフ・ベック・グループ（1967年）のリズム・アンド・ブルース・バンドでスタートを切った。ロック・バンド、フェイセズのパーマネント・メンバー（1969年～1975年、その後再結成のたびに参加）であった彼は、フォーク・バラード「Maggie May」（全英・全米1位）を含む『Every Picture Tells a Story』（1971年）、「You Wear It Well」のヒットを含む『Never a Dull Moment』（1972年）、 「Sailing」のヒットを含む『Atlantic Crossing』（1975年）、「Tonight's the Night」が収録されている『A Night on the Town』（1976年）などのソロ・アルバムでも成功を収めた。1978年、"D'ya Think I'm Sexy "でディスコに進出し、アルバム『Blondes Have More Fun』は世界的な商業的成功を収め、ボサボサの髪型の誘惑者としての評判を確立した。10枚のNo.1アルバムと31曲の全英トップ10ヒットを放ち、2007年には大英帝国勲章（CBE）を受章した。 カリフォルニアに拠点を移した彼は、レパートリーを一新し、『Great American Songbook』全5巻（2002年～2010年）とそのスピンオフ『Still the Same....Great Rock Classics of Our Time』（2006年）、『Soulbook』（2009年）、『Once in a Blue Moon: The Lost Album』（2010年）。クリスマス・ソングのファースト・アルバム『Merry Christmas, Baby』（2012年）の後、オリジナル・アルバム『Time』（2013年）、『Another Country』（2015年）、『Blood Red Roses』（2018年）、『The Tears of Hercules』（2021年）をプロデュースし、『You're in My Heart: Rod Stewart with the Royal Philharmonic Orchestra』（2019年）ではヒット曲のシンフォニック・ヴァージョンを発表した。2024年には、別のオーケストラ、ジュールズ・ホランドのリズム・アンド・ブルース・オーケストラと共演し、『スウィング・フィーバー』のジャズ・スタンダードで歌声を披露した。
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