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「トランプ・ショック」でアルト市場に異常値 ATOMが一時0.001ドルまで暴落

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

一部のアルトコインで異常な下落幅

ドナルド・トランプ米大統領が10日夜、中国製品への関税大幅引き上げを警告したことを受け、一部のアルトコインが異常な急落を記録した。コスモス(ATOM)はバイナンスで前日の4.18ドルから一時的に0.001ドルまで暴落し、多くのトレーダーから批判を集めている。

時価総額上位のスイ(SUI)も前日の3.7ドルから0.5597ドルまで85%急落し、現在は2.6ドルまで回復した。バイナンスは公式声明で、大量の市場活動によりシステムに高負荷がかかり一部ユーザーに遅延や表示問題が発生したと説明している。

トレーダーのマンド氏は「仮想通貨取引を始めてからこのような動きは見たことがない。コインが1本のローソク足で80~90%下落することはなかった。マーケットメーカーかファンドが破綻したと考えざるを得ない」とコメントした。

著名アナリストアレックス・クルーガー氏は2020年以降の主要な仮想通貨暴落を比較し、今回のトランプ関税ショックではアルトコインの代表としてカルダノ(ADA)が67%下落したと指摘した。過去の暴落では2020年3月のコロナショックでビットコインが54%、2022年6月の3ACショックでイーサリアムが32%、2022年11月のFTX崩壊でイーサリアムが35%下落している。

同氏は「ビットコインが数分で10%急落し反転、イーサリアムは20%、アルトコインは40~70%下落した。仮想通貨史上最も激しい暴落の1つだった」と語った。

コイングラスによると、過去24時間の清算総額は192億ドル(約3兆円)に達した。永久先物DEX最大手のハイパーリキッドでは102.8億ドルの清算が発生し、このうち93億ドルがロングポジションだった。

トランプ・ショックは米国の株式市場にも波及し、代表的指数であるS&P500は3分間で7,000億ドルの時価総額を失った。トランプ氏は中国政府が導入したレアアース輸出規制に対抗するため、中国製品への100%追加関税を今朝表明した。

中国は世界のレアアース供給の約70%を支配しており、自動車や半導体など重要産業に深刻な影響を与える。中国商務省はレアアースを0.1%以上含む製品の輸出にライセンスを義務付ける新規制を発表し、12月1日に施行される予定だ。

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