はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

米クラリティー法案、ステーブルコイン利回り条項の公開が来週以降へ延期

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • ステーブルコイン利回り条項の公開延期
  • 銀行委員会採決の時期を優先

法案の利回り条項、公開延期

米国のトム・ティリス上院議員(共和党)は16日、米国内の仮想通貨の市場構造を定める「クラリティー法案」の焦点であるステーブルコイン利回りに関する草案の一般公開を来週以降に延期する方針を明らかにした。ポリティコが報じた。

ティリス議員は、草案のテキストを公表する前に、上院銀行委員会での「マークアップ(法案採決を目的とした審議)」の正確な日程が確定することを求めており、現在は採決スケジュールの透明性を優先して調整を行っている段階だという。

公開を遅らせる背景として、ティリス議員には公式な採決日がカレンダーに記載される前に条文を公に晒すことを避け、銀行業界など反対勢力による過度な精査や、修正要求といった工作を許す時間を最小限に抑える戦略的な意図があると報じられた。

関連記事:米クラリティー法案の採決再び延期へ、FRB議長候補の指名公聴会を優先

米上院銀行委員会による仮想通貨市場構造法案「クラリティー法案」の採決が、次期FRB議長候補ケビン・ウォーシュ氏の公聴会優先により延期される見通し。ウォーシュ氏の1億ドル超の仮想通貨投資も焦点となっている。

銀行業界の反発と市場構造への波及効果

クラリティー法案の最新の草案では、仮想通貨取引所口座内の「単なる放置残高」への利回り付与を禁止する一方、決済や流動性提供、DeFi利用などの「活動」に応じた報酬は許容する方針を維持しており、この調整が既存の取引所の収益構造を左右するものだ

全米銀行協会(ABA)はステーブルコインの利回り提供が銀行預金の流出を招き、伝統的な金融システムを構造的に破壊すると猛反対している。これに対しホワイトハウスの大統領経済諮問委員会(CEA)は、利回り禁止による銀行融資の増加はわずか0.02%に留まるとの反論データを提示している。

関連記事:米超党派議員による「クラリティー法案」合意に向けた解決案、近日公開目指す

米上院議員が超党派でクラリティ法案の合意に向けた案をまもなく公表する意向を示した。銀行と仮想通貨業界が対立するステーブルコイン利回り問題に決着なるか注目される。

トランプ大統領の最高仮想通貨顧問を務めるパトリック・ウィット氏やスコット・ベッセント財務長官もクラリティー法案の早期成立を追求しており、ホワイトハウスはAI時代の米ドル覇権維持という安全保障上の観点からもデジタル資産のルール整備の加速を支援している。

銀行業界と仮想通貨業界が歩み寄るための妥協点を見出せるかが最大の懸念事項であり、中間選挙が本格化する2026年8月までに上院でクラリティー法案の採決を完了できるかどうかが、今年の仮想通貨市場における最大の注目ポイントとなる。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
15:00
Driftハック被害者がサークルを集団提訴、約427億円不正流出
米法律事務所ギブス・ムラが、Solana最大のDeFiハック(約427億円)をめぐりUSDC発行元サークルを提訴。資金凍結を怠ったとして集団訴訟を起こした。
14:00
米ホワイトハウス、アンソロピック製機密AIモデル「Mythos」の全政府導入を準備
米ホワイトハウスが、アンソロピック社の強力なAIモデル「ミトス」の政府内展開を計画していることが判明した。国防総省との法的紛争が続く中、予算管理局(OMB)が主導して主要省庁へのアクセス環境を整備し、国家規模でのサイバー防御力の底上げを図る狙いだ。
13:35
米クラリティー法案、ステーブルコイン利回り条項の公開が来週以降へ延期
米ティリス上院議員は、仮想通貨市場構造法案「クラリティー法案」のステーブルコイン利回り条項の公開を来週以降に延期する方針を示した。銀行委員会での採決時期の確定を優先し、反対派による過度な精査を避ける狙いがある。
13:00
ロシア関連取引所グリネックス、約19億円ハッキング被害で運営停止 「敵対国家の関与」と主張
ロシア関連の仮想通貨取引所グリネックスが約19億円相当のハッキング被害を受け運営を停止。「敵対国家の関与」を主張し、当局への刑事告訴も実施。
11:30
韓国、トークン化預金の政府支出利用を実験へ
韓国の財政経済部は、トークン化預金を政府の支出に使用する実験プロジェクトを行うと発表。ブロックチェーン技術を活用し、運営プロセスの効率性を向上させる。
11:10
ビットコイン利回り型ETPが独最大市場に上場、ストラテジー社と連携
仮想通貨ETP大手の21Sharesが、世界最大のビットコイン保有企業「ストラテジー」の発行する優先株「STRC」への投資を提供する新商品「21ST」を、ドイツのゼトラ取引所に上場。ビットコインの資産価値と高いインカムゲインを両立。
10:49
決済向けL1「テンポ」、企業向けのプライベートな実行環境「Zone」提供へ
決済向けL1ブロックチェーン「テンポ」が企業向けプライベート環境「Zone(ゾーン)」を発表した。給与計算・財務管理・決済などのユースケースを想定している。
10:39
ハイパーブリッジで約4億円相当の不正流出、初期報告から被害額が約10倍に拡大
ハイパーブリッジのハッキング被害額が約250万ドル(約4億円)に拡大。資金の一部はバイナンスで追跡中で、回収不足時はBRIDGEトークンで補償する計画が発表された。
10:00
ビットコイン反発も、利益確定リスクも上昇中=クリプトクアント
クリプトクアントが仮想通貨市場の週間レポートを発表。ビットコインは反発したがトレーダーの平均取得価格が抵抗線となり、利益確定売りのリスクが高まっていると解説した。
09:27
日本機関投資家の仮想通貨ポジティブ見通しが30%超え、野村HD・レーザーデジタル調査
野村HDとレーザーデジタルが2026年機関投資家調査を公表。518名対象の調査で仮想通貨へのポジティブ見通しが31%に上昇、分散投資目的での活用関心が拡大している。
08:45
米シュワブ、仮想通貨現物取引を提供開始 BTCとETHから
チャールズ・シュワブが仮想通貨現物取引「Schwab Crypto」サービス展開を発表。ビットコイン・イーサリアムの現物取引を数週間以内に段階的開始。12兆ドル運用で仮想通貨の主流化を推進する。
08:15
ハック被害のソラナ基盤ドリフト、テザーなどから最大230億円超の支援
仮想通貨ソラナのブロックチェーン基盤のドリフトは、不正流出被害について現状を報告し、テザーなどから最大230億円超を支援してもらうことを発表。ユーザーへの補償計画などについて説明した。
07:45
アダム・バック、ビットコインの量子耐性移行に慎重姿勢
ブロックストリームCEOのアダム・バック氏が、ビットコインの量子耐性アップグレードについて慎重な段階的導入を支持。サトシ・ナカモトの資金凍結も辞さない強硬な「BIP-361」に対し、BitMEXリサーチが提唱する「カナリア方式」など、開発者間で議論が激化している。
06:45
XRP現物ETF、15日に27億円以上純流入 過去2番目規模
仮想通貨XRP価格が過去1週間で7%上昇しビットコインやイーサリアムのパフォーマンスを上回った。XRPの現物ETFが4月15日に27億円超の純流入を記録し機関投資家の復帰を示唆している。
05:55
マスターカード、AIエージェント決済に本格参入
決済大手のマスターカードが、AIエージェント向け決済ソリューション「Lobster.cash」との連携を発表。「エージェント型コマース」の普及を加速させ、投資家が注目する新たな成長市場を牽引していく狙いだ。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧