2025年のニュースアーカイブ(4件)(1/1 ページ)

MAME 0.277出た

オフィシャルMAME 0.277がでました。 長年あった Konami GX の表示系や、待望の Model 2 の改良などがきています。

MAME 0.277で何が出てくるか気になってましたか? さあ、ここで登場です。まずは、MSYS2 CLANGARM64 環境を使って Windows 11 が動作する ARM ベースのシステムが追加されています。また、サードパーティライブラリにあった、新コンパイラの開発環境で起きていたバグも修正しています。

その他の改善点では、Konami GX のブレンドエフェクトが大幅に改善、Sega Model 2 の 3D ジオメトリ処理の改良、Philips CD-i のグラフィックデコードに残っていた問題も解消しました。また、ファミコン、ワンダースワン、ゲームボーイのタイトルでは、サウンドエミュレーションが改良されているものがあります。細かなものでは、DMX と LinnDrum のパーカッションの違いが聞き取れるかもしれません。

Apple II と Macintosh のフロッピーディスクソフトリストが今月は大更新されています。Macintosh の NuBus カードがオーバーホールされたため、もしあなたの仮想 Macintosh の設定が壊れていたらお知らせください。さらには、Sinclair コンピュータ用のテープなど多くのソフトウェアが追加されました。

ここで取り上げるのは以上ですが、今月もたくさんの内容が開発されています。whatsnew.txtファイルで全て確認できます。ソースコードと64ビットWindowsバイナリはダウンロードページから入手できます。

Model 2 の更新は以下の動画にでています。

MAME 0.276出た

オフィシャルMAME 0.276がでました。PC-88VA エミュレーションは要チェック。

MAME 0.276 のリリースが3月の終わりに滑り込みで、エミュ的なアレも満載です。まずは、何ヶ月か前に追加された64ビットARMv8のリコンパイラのことを覚えてると思いますが、これがさらに高速化しています。このリリースではさらに、Konami GXアーケードゲームとPhilips CD-iソフトの表示系も修正されました。ダイナックス製の中華版や、IGSのギャンブルタイトルも追加されています。また、LinnDrumパーカッションシンセサイザーが、インタラクティブ操作とサウンド出力が追加され動作可能になりました。サウンドというと、一部アーケードゲームのオーディオエミュレーションの問題も修正されています。

PC-88VAのエミュレーションに進展があり、複数のグラフィックモードが修正されました。TI-99コンピュータファミリ用の周辺機器追加、セガ製3DアーケードゲームエミュレーションのCPU/DSP修正もされています。Psion製ハンドヘルド機で、メモリ構成がさらに拡張され、表示が改善しています。CHDの生成、フロッピーディスクイメージ処理、XMLシステム情報出力における問題も修正されました。Windowsユーザはデバッガウインドウをタスクバーとウインドウスイッチチャーにひょうじするオプションが利用できます。

いつものように、whatsnew.txtファイルで今月のエキサイティング開発内容に驚愕できます。ソースコードと64ビットWindowsバイナリはダウンロードページから入手できます。

MAME 0.275出た

オフィシャルMAME 0.275がでております。今月は短めですね。

MAME 0.275が出たよ!今月は短いけども、面白い開発内容がいっぱいです。今回はプレイステーションベースのアーケードゲーム、PowerBook Duoサブノートコンピュータ、ハンドヘルドLCDゲーム、カシオミュージックキーボードがサポートされています。

Amiga 2000で使用されているZerro IIバスで、DMAやエミュレートされたカードの追加を含む改善、コナミ製アーケードゲームの表示不具合修正、Oberheim DMXドラムマシンの完全エミュレート、そしてリコンパイラのさらなる最適化も行われました。

whatsnew.txtファイルで今リリースの作業内容が確認できます。また、ダウンロードページからソースコードと 64ビット Windows バイナリパッケージを入手できます。

MAME 0.274出た

オフィシャルMAME 0.274がでました。公式の一つ前のポストにあるように、Windows版では、x86-64-v2が必須になりました。Nehalem, Silvermont, Bulldozer, Jaguar 以降の CPU とのこと。Sandy Bridge では動かないと。

今日は MAME 0.274 の初体験デーなのです!前回にも触れましたが、Windows 版バイナリで、x86-64-v2 の機能をサポートする CPU が動作に必須となっています。今月の新機能の目玉は、64 ビット ARMv8 里コンパイラバックエンドなのは間違いないでしょう。これは、macOS、従来の Linux、Android でテストを行ってきてまして、MIPS III、PowerPC、SuperH といった RISC CPU システムをエミュレートする際、実にウェルカム的なパフォーマンス向上がみられています。この新バックエンドに加え、既存バックエンドのバグ修正も行い、x86-64 のパフォーマンス改善しています。ただし、実感できるパフォーマンスの改善度合いは、使用中の CPU やエミュレートするシステム、ソフトによって変わるので注意しましょう。

こんな改善の裏側では、エミュレーションの作業も進んでいます。今リリースでは、デジタルペット系の大量サポート、Tronica LCD ゲーム、シンセサイザーが追加されています。CD-i グラフィックフォーマットの修正もされ、フィリップス方面といえば、Minitel 2 端末の表示系も改善されました。NEC µPD17771C エミュレーションの完全なオーバーホールにより、エポック社スーパーカセットビジョンの「スタースピーダー」で特に顕著な改善がみられます。

さらに今月は、コンピュータエミュレーションでも多くの更新があります。第一世代の Power Macintosh システムのエミュレート作業の開始、Heath/Zenigh コンピュータでのハードセクターフロッピーフォーマット対応とジョイスティックサポート、JUKU E5104 のマウスサポート、Silicon Graphics Professional IRIS 4D ワークステーションの動作可能化、さらに Amiga のグラフィックエミュレーションは今回のリリースに間に合わなかったものの改良が加えられています。

いつものように、whatsnew.txt ファイルで今月の開発内容を確認できます。また、興奮が止まらずすぐに試してみたいと思ったら、ダウンロードページからソースコードと 64ビット Windows バイナリパッケージを入手できます。それではまた来月、スリリングな MAME のリリースでお会いしましょう。