バンダイナムコHD、「ガンダム」の26年3月期のIP別売上高は66%増の2543億円と過去最高…ジークアクスや万博の盛り上がりを背景に各事業で伸長

 

バンダイナムコホールディングス<7832>は、この日(5月13日)、2026年3月期決算でIP別売上高を開示し、「機動戦士ガンダム」の売上高が前の期比65.6%増の2543億円と大幅に伸びたことを明らかにした。過去最高となった。第4四半期だけの数字でも前年同期比75.1%増の662億円と四半期ベースの最高を更新した。

 

 

ガンダムシリーズについては、新作映像作品「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」のヒット、大阪・関西万博における「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」出展等によるIPの話題の盛り上がりを背景に年間を通じてガンプラが好調に推移したとのこと。第4四半期に発売した「PG UNLEASHED 1/60 νガンダム」も大変話題となり、人気を継続している。新たに立ち上げたトレーディングカードゲーム「ガンダムカードゲーム」も欧米への出荷数が日本国内の出荷数を上回るなど海外でも人気となったという。生産体制の強化に伴い、2027年3月期もこれらのカテゴリーの好調が継続して売上高を牽引する見込み。

ゲームでは、「SDガンダム ジージェネレーションエターナル」も好調に推移した。

さらに、業務用ゲームの領域にも好影響が出ており、「機動戦士ガンダム エクストリームバーサス2 インフィニットブースト」の販売が好調に推移した、としている。

盛り上がりを作った「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」自身も好調だった。既存ファンに加えて新たなファン層を獲得し人気となり、劇場興行収入、グローバルでの映像配信や商品・サービスのライセンス展開が業績に貢献したという。劇場作品「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女」も好スタートをきった。

IPの世界観や特性を活かし、最適なタイミングで、最適な商品・サービスとして、最適な地域に向けて提供することでIP価値の最大化をはかる「IP軸戦略」を他社に先駆けて打ち出し、グループ内の各事業が連携して推進してきたが、今回の「ガンダム」の急成長はその戦略の正しさを証明したものと言えよう。

なお、その他のIPのグループ全体売上高は以下のとおり。カッコ内は前の期との比較である。

・アンパンマン: 121億円(6.1%)
・ウルトラマン: 96億円(-31.4%)
・仮面ライダー: 297億円(-3.3%)
・スーパー戦隊・PROJECT R.E.D.: 70億円(9.4%)
・ドラゴンボール: 1380億円(-27.6%)
・NARUTO: 257億円(-4.5%)
・プリキュア: 93億円(17.7%)
・ONE PIECE: 1393億円(-0.1%)

 

株式会社バンダイナムコホールディングス
http://www.bandainamco.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社バンダイナムコホールディングス
設立
2005年9月
代表者
代表取締役社長 浅古 有寿
決算期
3月
直近業績
売上高1兆2415億1300万円、営業利益1802億2900万円、経常利益1864億7000万円、最終利益1293億100万円(2025年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
7832
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