柳澤孝彦
表示
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
元俳優の「栁澤貴彦」とは別人です。 |
柳澤孝彦 | |
---|---|
生誕 |
(1935-01-01) 1935年1月1日 長野県松本市 |
死没 |
(2017-08-14) 2017年8月14日(82歳没) 東京都 |
国籍 | 日本 |
出身校 | 東京芸術大学美術学部 |
職業 | 建築家 |
受賞 |
日本芸術院賞(1995年) 日本建築学会賞(1998年) |
所属 |
竹中工務店→ 柳澤孝彦+TAK建築研究所 |
建築物 |
東京都現代美術館 新国立劇場 |
柳澤 孝彦(やなぎさわ たかひこ、1935年1月1日 - 2017年8月14日[1] )は、日本の建築家。
人物・来歴
[編集]長野県松本市出身[2]。長野県松本深志高等学校を経て、東京芸術大学美術学部建築科を卒業後、竹中工務店・設計部入社。東京本店設計部長を務めた。
1986年の新国立劇場(当時の仮称:第二国立劇場)国際建築設計競技で最優秀賞となったのを機に独立、同年9月TAK建築・都市計画研究所を設立した。東京都現代美術館などの公共建築を多く手がけている。
2017年8月14日、前立腺がんのため東京都内の病院で死去。82歳没[1]。
作品
[編集]以下は独立後の作品
- 1988年 真鶴町立中川一政美術館 (吉田五十八賞1990年受賞)
- 1992年 郡山市立美術館
- 1993年 窪田空穂記念館
- 1994年 東京都現代美術館
- 1995年 富岡市立美術博物館・福沢一郎記念美術館
- 1995年 三鷹市芸術文化センター
- 1997年 新国立劇場
- 1997年 さいたま文学館・桶川市民ホール
- 1997年 ひかり味噌本社屋
- 1999年 東京オペラシティ
- 2002年 高根町ふれあい交流ホール
- 2004年 芦野温泉ホテル本館
- 2004年 軽井沢・プリンスショッピングプラザ レストラン
- 2005年 奥田元宋・小由女美術館
- 2006年 松本深志教育会館
- 2006年 一葉記念館
- 2006年 国立ハンセン病資料館
- 2006年 新佐久教育会館
- 2007年 川口町滞在型宿泊・研修施設
- 2010年 国営武蔵丘陵森林公園中央口センター棟
- 2010年 国立中央青少年交流の家
- 2010年 日東光学ショールーム・金子茶房
- 2011年 国立清水海上技術短期大学校総合実習棟
- 2011年 湯西川ダム管理施設等
- 2014年 静岡地方・家庭裁判所富士支部庁舎
- 2014年 上田市交流文化芸術センター・上田市立美術館
- 2015年 新潟県警察機動隊庁舎等
- 2016年 千葉県警察学校生徒寮
- 2019年 堺市民芸術文化ホール(フェニーチェ堺)
著書
[編集]- 『新国立劇場―HEART OF THE CITY』新建築社、1999年。
脚注
[編集]- ^ a b 柳澤孝彦氏死去=建築家、新国立劇場 - 時事ドットコム 2017年8月17日
- ^ “上田のサントミューゼ 新国立劇場の演目、定期公演へ:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル (2021年12月22日). 2023年4月11日閲覧。
関連項目
[編集]ウィキメディア・コモンズには、柳澤孝彦に関連するカテゴリがあります。
外部リンク
[編集]日本芸術院賞受賞者 | |||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| |||||||||||||||||
| |||||||||||||||||
| |||||||||||||||||
太字は恩賜賞受賞者。名跡は受賞時のもの。表記揺れによる混乱を避けるため漢字は便宜上すべて新字体に統一した。 |