鶴澤藤蔵
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鶴澤 藤藏(つるさわ とうぞう、新字体:鶴沢 藤蔵)は、文楽義太夫節三味線方の名跡。
初代藤蔵の子の九代目竹本綱大夫の長男が2011年春に二代目藤蔵を襲名。九代目竹本綱大夫は九代目竹本源大夫を襲名。
初代
[編集]1903年(明治36年)1月31日 - 1965年(昭和40年)1月21日。本名は尾崎 保男(おざき やすお)。
大阪天満の生まれ。七代目竹本源大夫の養子。1913年(大正2年)三代目鶴澤清六の弟子となり、四代目鶴澤清二郎を名乗る。翌年文楽座で初舞台。1952年(昭和27年)に鶴澤藤蔵と改名。長らく豊竹山城少掾の相三味線で活躍。
著書に「文楽の人形と三味線」ほか。
実子が九代目竹本綱太夫。
二代目
[編集]1965年(昭和40年) - 。本名は尾崎 一良(おざき いちろう)。
九代目竹本綱太夫の長男。
1976年(昭和51年)に十代目竹澤彌七に入門し、祖父の前名を名乗って五代目鶴澤清二郎となる。1978年(昭和53年)に鶴澤清治門下となる。1983年(昭和58年)に初舞台。2011年(平成23年)春に二代目藤蔵を襲名した。2012年(平成24年)日本芸術院賞受賞。
日本芸術院賞受賞者 | |||||||||||||||||
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太字は恩賜賞受賞者。名跡は受賞時のもの。表記揺れによる混乱を避けるため漢字は便宜上すべて新字体に統一した。 |