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織田長純

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

織田 長純(おだ ながずみ、安政3年10月25日1856年11月22日) - 大正9年(1920年)11月29日)は、日本の華族通称は徳次郎。位階は正三位。爵位は子爵

夫人、子女ともにいない。養子は織田長義(弟長表の長男)。

生涯

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安政3年(1856年)10月25日、大和芝村藩織田長易の三男として誕生する。生母ははま。明治13年(1880年7月22日、家督を相続する。同年8月12日、元服し、従五位に叙任する。後に正三位にまで昇進する。明治17年(1884年7月8日子爵となる。明治18年(1885年4月24日、宮中祗候に就任し、明治天皇に奉仕する。同年7月7日、宮中祗候の廃止に伴って免職される。明治18年(1885年)7月21日、宮中の賢所勤番を命じられる。明治19年(1886年2月5日、賢所勤番の廃止に伴って免職される。なお、墓碑によれば、「平生多病晩年養痾」とあり、健康に恵まれなかったようである。大正9年(1920年)11月29日死去。墓寺は重秀寺。

日本の爵位
先代
叙爵
子爵
芝村織田家初代
1884年 - 1920年
次代
織田長繁