このリポジトリは、Gmailで特定のラベルが付いた未読メールを検出し、受信時にLINEへ通知を送るGoogle Apps Scriptです。

概要

• Gmailの特定ラベル(かつ未読)を定期チェックして、該当メールがあればLINEへ通知します。
• main.gs にLINEのトークンや通知先のユーザーID、チェックしたいラベルを記載します。

設定手順（要約）

1. main.gs を編集して、以下の値を設定します。

const CHANNEL_ACCESS_TOKEN = 'あなたのチャネルアクセストークン（長期）';
const USER_ID = '通知先のユーザーID（Uから始まるIDなど）';
const TARGET_LABELS = ['確認したいラベル名1','ラベル名2'];

2. スクリプトの実行権限を承認します。

   • スクリプトエディタで初回実行すると、Gmailと外部通信（UrlFetchApp）へのアクセス許可を求められます。許可してください。

3. トリガーを設定します（自動実行）。

   • Apps Script エディタの「トリガー」(Triggers) を開き、関数に notifyLabelledMail を選択して、時間主導（Time-driven）で定期実行するトリガーを追加してください。
   • トリガー設定の例は docs/trigger.png を参照してください（実行間隔は用途に合わせて調整してOK）。

4. Gmail側でラベルを自動付与するには、Gmail の「フィルタとブロック中のアドレス」からフィルタを作成し、該当条件に対してラベルを適用するよう設定してください。

動作のポイント

• メール本文はプレーンテキストを参照しており、現在はCELSのシステムに合わせて「内容：」というキーワード以前を切り詰める実装になっています（該当箇所は main.gs 内の keyword = "内容：" の検索と substring 部分です）。
• 必要であれば本文の切り出し方法（長さやキーワード）を変更してください。
• 通知送信後、該当メッセージは msg.markRead() により既読にされます。重複通知を避けるための仕様です。

トラブルシュート

• LINE側のCHANNEL_ACCESS_TOKENはMessaging APIの「チャネルアクセストークン（長期）」を使用してください。
• USER_ID はプッシュ送信先のユーザーIDです。正しいIDであることを確認してください。
• スクリプト実行時に権限エラーが出た場合は、Apps Script の実行ログと権限画面を確認してください。

補足

• docs/trigger.png にトリガー設定のスクリーンショットを置いてあります。設定の参考にしてください。
• ラベルはGmailの設定で自動付与できます。手動でラベルを付けても動作します。