難波奨二
難波 奨二 なんば しょうじ | |
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生年月日 | 1959年4月1日(65歳) |
出生地 |
日本 岡山県小田郡美星町 (現・井原市) |
出身校 | 岡山県立成羽高等学校卒業 |
前職 | 日本郵政グループ労働組合特別中央副執行委員長 |
所属政党 |
(民主党→) (民進党→) (旧立憲民主党→) 立憲民主党(近藤G) |
公式サイト | 参議院議員 なんば奨二 |
選挙区 | 比例区 |
当選回数 | 2回 |
在任期間 | 2010年7月26日 - 2022年7月25日 |
難波 奨二(なんば しょうじ、1959年4月1日 - )は、日本の労働運動家、政治家。立憲民主党所属の元参議院議員(2期)。元参議院内閣委員長、元立憲民主党参議院国会対策委員長。
来歴
[編集]岡山県小田郡美星町(現:井原市)生まれ[1]。岡山県立成羽高等学校(現:岡山県立高梁城南高等学校)卒業後、郵政省に入省し、玉島郵便局外務職員[1]。その後、社会党系の組合活動に従事し、岡山地区本部執行委員・同書記長、中央本部委員・同書記長等を歴任する[1]。2007年、郵政民営化に伴い発足した日本郵政グループ労働組合の初代書記長に選出される。2009年6月より日本郵政グループ労働組合特別中央副執行委員長。
2010年、第22回参議院議員通常選挙に民主党公認で比例区から出馬し、党内7位の144,782票を獲得して初当選した[2]。2016年、民進党結党に参加[3]。同年の第24回参議院議員通常選挙に民進党公認で出馬し、党内6位の191,823票を獲得して再選された[4]。同年8月、参議院内閣委員長に選出された[5]。
2017年10月27日、民進党代表の前原誠司が、同月の衆院選で党を分裂させる形で戦う原因をつくったことについて陳謝し、引責辞任を正式に表明[6]。前原の辞任に伴う代表選挙(10月31日実施)では大塚耕平の推薦人に名を連ねた[7]。立候補者は大塚のみだったため、大塚が無投票で民進党代表に選出された[8]。
2018年5月の民進党と希望の党による新党には参加せず、5月7日に民進党を離党、立憲民主党に入党を申請、翌8日の常任幹事会で入党が承認された[9]。
2020年9月15日、旧立憲民主党と旧国民民主党は、2つの無所属グループを加えた形で新「立憲民主党」を結成[10]。難波も新党に参加。同年10月2日、立憲民主党と社会民主党で作る参議院会派の国会対策委員長に就任[11]。
2021年2月、翌年7月に予定される参議院議員選挙に出馬せず引退する意向が報じられた[12]。
2021年10月の党代表選挙で代表選挙管理委員会委員長に就任。
政策・主張
[編集]- 2013年3月14日、参議院議員会館で開催された「排外・人種侮蔑デモに抗議する国会集会」では、呼びかけ人を務めた[13]。
- 2014年4月21日、元行政刷新担当大臣の蓮舫や社会民主党党首の吉田忠智らの連名で在日アメリカ大使館に提出された、安倍政権が目指す憲法解釈の変更による集団的自衛権の行使容認を支持しないようアメリカ合衆国大統領のバラク・オバマに求める文書に署名した[14]。
- 第9条を含む日本国憲法の改正に反対[15]。
- 日本の環太平洋パートナーシップ協定(TPP)参加に反対[15]。
- 同一労働同一賃金制の導入に賛成[15]。
- 原子力発電所は日本に「必要ない」としている[15]。
- 安全保障関連法は「廃止すべき」としている[15]。
- 日本の核武装について「将来にわたって検討すべきでない」としている[15]。
- 受動喫煙防止を目的に飲食店などの建物内を原則禁煙とする健康増進法改正に反対。2016年の参院選に先駆けて行われた受動喫煙防止についての公開アンケートにおいて、レストランやバーを含む一般市民が出入りする場所は、2020年までに「罰則なしの分煙とするべきである」と回答している[16]。
所属団体・議員連盟
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c 参議院議員 なんば奨二 - プロフィール
- ^ “比例代表 民主党:開票結果:参院選2010”. 読売新聞 2017年10月16日閲覧。
- ^ “【民進党結党】参加議員は衆参156人 議員の一覧”. 産経新聞. (2016年3月27日) 2017年10月16日閲覧。
- ^ “開票結果・速報 比例代表・民進党(民進)【参議院選挙2016】”. 読売新聞 2017年10月16日閲覧。
- ^ “懲罰委員長に溝手氏 参院が委員長選出”. 日本経済新聞. (2016年8月1日) 2017年10月16日閲覧。
- ^ “民進党の前原誠司代表が辞任表明「政治は結果責任」”. 日刊スポーツ. (2017年10月27日) 2021年12月7日閲覧。
- ^ 『20171031大塚耕平候補推薦人名簿』(PDF)(プレスリリース)民進党、2017年10月31日 。
- ^ “民進党代表に大塚耕平参院議員…代表選無投票で”. 読売新聞. (2017年10月31日) 2017年11月3日閲覧。
- ^ 【常任幹事会】国会議員11名の入党、佐々木隆博組織委員長の選任などを決定立憲民主党、2018年5月8日
- ^ 横山大輔、木谷孝洋 (2020年9月16日). “新「立憲民主」衆参150人で結党 野党第一党、枝野氏「選択肢示す」”. 東京新聞. 2021年3月16日閲覧。
- ^ “立・社参院幹事長に羽田氏”. 産経新聞. (2018年10月23日) 2021年1月11日閲覧。
- ^ “立民岡山県連代表、難波氏引退へ 22年参院選に出馬せず”. 山陽新聞. (2021年2月4日) 2021年2月7日閲覧。
- ^ 田中龍作 (2013年3月15日). “「民族排撃デモ」、国会内で抗議集会 政治が動き始めた”. 田中龍作ジャーナル. 2023年4月25日閲覧。
- ^ “米大統領宛に集団的自衛権行使容認「不支持」を要請 蓮舫氏ら”. 産経新聞. (2014年4月21日) 2014年4月21日閲覧。
- ^ a b c d e f “2016参院選 民進 比例 難波 奨二”. 毎日新聞 2017年10月16日閲覧。
- ^ “参議院議員選挙のタバコ対策の政党・候補者アンケート201607”. 日本禁煙学会 (2016年6月16日). 2018年8月18日閲覧。
- ^ “たばこ産業政策議員連盟の設立総会に出席”. 参議院議員 なんば奨二 (2018年2月28日). 2018年12月24日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 参議院議員 なんば奨二
- なんば奨二 (@Namba_Shouji) - X(旧Twitter)
公職 | ||
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先代 神本美恵子 |
参議院内閣委員長 2016年 - 2017年 |
次代 榛葉賀津也 |
党職 | ||
先代 (結成) |
立憲民主党参議院国会対策委員長 初代:2020年 - 2022年 |
次代 斎藤嘉隆 |