これまで、さまざまな女王様に取材をしてきました。
その中で、何度も名前を聞いた方がいます。
上条早樹さんです。
私がこれまで取材で出会った女王様たちは、口を揃えて言います。
「早樹さんに憧れています」
「かっこよくて、かわいくて。あんな人になりたい」
私が早樹さんを見たことがあるのは、SMショーのステージ。
かっこよくて、クール。
正直、少し近寄りがたい方なのかなと思っていました。
そんな早樹さんがオーナーを務めるお店が、神戸にあります。
その名も「Vampire Squid」。
今回は、早樹さんのお店へ遊びに行ってきました。
「ロッキー・ホラー・ショー」の世界が広がる店内
神戸の山手通りにひっそりと佇む、隠れ家的なバー「Vampire Squid」。
最近になって看板を出し始めたそうで、まだまだ知る人ぞ知るスポットです。
お店のテーマは、早樹さんが大好きな映画「ロッキー・ホラー・ショー」。
階段を上がり、2階へ。
店内には、まるで映画の中に迷い込んだような世界が広がっています。
中でも目を引くのが、映画に登場する印象的な食卓のシーンをイメージしたスペース。
みんなで食事をしている、あのシーンです。
実は……を食べているのですが。
何を食べているのかは、ぜひ映画をご覧ください。
(各種サブスクから見ることができます)
ちなみに私は、お店へ行くまで「ロッキー・ホラー・ショー」を見たことがありませんでした。
気になって、取材後に映画を鑑賞。
宇宙人が出てきたり、人造人間が出てきたり、みんなで歌って踊ったり。
怖いようで、ワクワクする。
一度見ただけでは、正直ちょっと難しいホラーコメディです。
店内のビジョンでも「ロッキー・ホラー・ショー」が流れています。
ここ5年ほどずっと同じ映像を流しているのだとか。
途中から見るのが苦手なんです。だから、ずっと同じ映像を流しています
5年間ずっと同じ映像と聞くと驚きますが、それほど早樹さんにとって大切な作品なのだということが伝わってきます。
お店の店長は、ふくろうです
そして「Vampire Squid」には、とてもかわいい店長さんがいます。
ふくろうです。
じっとしている姿は、まるでお人形さんのよう。
一緒に記念撮影をすることもできます。
私も肩に乗ってもらいました。
写真撮影中はとてもいい子で、しっかりカメラ目線。
撮影が終わると、自分のお家へ戻っていきます。
店長さんは、早樹さんと一緒に出勤。
ふくろう専用のリュックに入り、お店までやって来るそうです。
早樹さんは動物が大好き。
自宅ではジャコウネコやネコとも一緒に暮らしています。
生きているものは何でも好きです。言うことを聞かないM男以外は
笑いながら話す早樹さん。
どうやら、言うことを聞かないM男だけは例外のようです。
女王様になったきっかけを聞いてみた
早樹さんは、なぜ女王様になったのでしょうか。
きっかけを伺ってみました。
ずっと音楽が好きで、今もバンドをやっています。ギターボーカルです
入れ墨やピアスがあって、バンドをやりながら働けるところって何だろうって。その時にSMクラブからスカウトされたんです。やってみたら、すごく向いていました
女王様になったきっかけは、ひょんなことでした。
その後、バンド活動の合間にショーをするようになり、SMの楽しさにも気づいていったそうです。
ショーは大好きです。師匠から『一番好きなワンシーンこそ伸ばす』って教えてもらいました
自分が一番好きなワンシーンを、さらに伸ばしていく。
師匠から教わったこの言葉を、早樹さんは今でも意識しているそうです。
映画や音楽、お酒、動物。
店内を見渡すと、早樹さんが大切にしているものが、あちこちに見つかります。
ショーだけでなく、お店づくりにもその教えが生きているのかもしれません。
「Vampire Squid」ってどういう意味?
「Vampire Squid」という店名は、以前早樹さんが営んでいたお店の名前。
現在のお店にも、その名前を引き継いでいます。
ところで、Vampire Squidとは何なのでしょうか。
調べてみると、日本語では「コウモリダコ」と呼ばれる深海生物。
「吸血鬼イカ」と呼ばれることもあります。
生態には、まだ謎に包まれている部分も多いそうです。
名前だけを聞くと、少し怖そう。
しかし、その印象に反して温厚な生き物なのだとか。
謎が多く、少し怖そうに見えるけれど、実は温厚。
お店で早樹さんと話したあとでは、「Vampire Squid」という名前が早樹さんの雰囲気にもぴったりだなと思いました。
好きな場所は「初めて行く場所」
ショーやイベントで、日本各地、そして世界各地を飛び回る早樹さん。
これまで訪れた中で、一番好きな場所を聞いてみました。
初めて行く場所が好きです。知らない街で、新しい世界を見るのが好きなんです
国内外でショーを行い、さまざまな場所へ足を運んできた早樹さん。
それでも惹かれるのは、まだ知らない場所。
新しい街や世界との出会いを楽しんでいます。
ショーでは見えなかった上条早樹さん
この日、お店には早樹さんの音楽仲間も遊びに来ていました。
みんなでお酒を飲みながら、ワイワイお話。
早樹さんも一緒になってふざけたり、楽しそうに笑ったりしています。
ステージに立つ早樹さんは、とにかくかっこいい。
その姿を見ていたので、勝手にクールで近寄りがたい方なのかなと思っていました。
でも「Vampire Squid」で会った早樹さんは、少し違います。
みんなと楽しそうに話して、ふざけて、笑う。
かっこいいだけではなく、かわいらしくて親しみやすい一面もありました。
冒頭で紹介した、
「かっこよくて、かわいい」
という言葉。
実際にお店で早樹さんと過ごして、その意味が少しわかった気がします。
「Vampire Squid」は、ステージだけではわからない早樹さんに出会える場所でもあります。
上条早樹さんにとって「快楽」とは?
最後に、早樹さんに「快楽」について伺ってみました。
お酒にしても、音楽にしても、ショーにしても、思っていることが合致した時が気持ちいいです。思い通りに音楽が決まったり、ショーがぴったりとハマったり。そういう時は気持ちいいですね
あとは、お酒を飲んでいる時も快楽です。いろいろなお酒の味を楽しむのが大好きなんです
「Vampire Squid」は、早樹さんの好きが詰まった隠れ家。
お酒をゆっくり飲みながら「ロッキー・ホラー・ショー」の世界に浸ったり、ふくろう店長と写真を撮ったり、早樹さんとお話をしたり。
私も今回、ステージでは見たことがなかった早樹さんの姿をたくさん見ることができました。
女王様たちが憧れる、かっこよくて、かわいい上条早樹さん。
「Vampire Squid」は、そんな早樹さんとゆっくり過ごせる隠れ家です。
Vampire Squid
上条早樹さん公式Instagram:https://www.instagram.com/sakikamijoo_kalra/
上条早樹さん公式X:https://x.com/sakikamijoo
Vampire Squid公式TikTok:https://www.tiktok.com/@vampire.squid3
住所:〒650-0011 兵庫県神戸市中央区下山手通3丁目11-18
営業時間:20:00 – 3:00
定休日:日曜、祝日
※早樹さんのショーや遠征の関係で店舗の営業時間等が変更となる可能性があります。
店舗へ行かれる前は公式SNSをチェックしてください。
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