◎WBOウエルター級タイトルマッチ
2011年5月7日(日本時間8日)、米ネバダ州ラスベガス
○王者マニー・パッキャオ【フィリピン、53勝(38KO)3敗2分】
判定(3―0)
×挑戦者シェーン・モズリー【米国、46勝(39KO)7敗1分】
<戦評>6階級制覇の王者パッキャオが、39歳のベテラン、シェーン・モズリーを迎えた一戦。初回、様子見から入った両者だったが、パッキャオが2回から仕掛ける。正面、両サイドとアングルを変えてワンツー、返しの右フック、ボディーへのストレートと、スピード感あふれるコンビネーションでモズリーを窮地に追い込む。3回には、パッキャオが細かいフェイントから、モズリーの顔面にワンツーを食い込ませてダウンを奪った。対するモズリーは、パッキャオの圧力にあおられて棒立ちとなり、何もできないままラウンドを重ねてしまう。
10回、モズリーが「相撲」のようにパッキャオの体を押し倒す。それがダウン判定となり、パッキャオは怒り狂う。判定に面白くないパッキャオは11回、最終回と荒れ気味のパンチを繰り出し、モズリーはますます後手後手に。試合は、判定にもつれ込み、3ー0でパッキャオの手が上がった。最近のパッキャオの試合としては、本人にもファンにも不本意な凡戦となってしまった。
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