特集 マニー・パッキャオ 激闘の軌跡

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辛勝 マルケス第3戦

 ◎WBOウエルター級タイトルマッチ
2011年11月12日(日本時間13日)開催
米ネバダ州ラスベガス

○王者マニー・パッキャオ【フィリピン、54勝(38KO)3敗2分】
          判定(2―0)
×挑戦者ファン・マヌエル・マルケス【メキシコ、53勝(39KO)6敗1分】

<戦評>3戦目を迎えたパッキャオ―マルケスは、静かな立ち上がりを見せた。パッキャオがワンツーで入ろうとすると、マルケスが左フック、アッパーカットで迎え撃ち、決定打を許さない。中盤、サウスポー、パッキャオ得意の左ストレートが何度も空振りし、マルケスのカウンターがヒットする場面もあり、過去2回対戦経験がある挑戦者に研究の成果が見られた。
 さらに、マルケスは左アッパー、右ストレートの変則ワンツーを繰り出し、パッキャオの顔面を揺らした。優勢に試合を進めたかに見えたマルケスだが、10ラウンド以降失速。パンチの打ち終わりに、パッキャオの右フックを合わされてしまう。38歳という年齢からくる衰えだろうか。
 勝敗は過去2戦同様、判定にもつれ込み、114―114、115―113、116―112の2―0で王者パッキャオの勝利。しかし、マルケスの健闘も光っただけに辛勝と言えよう。過去2戦が激しい殴り合いとすれば、今回は高度な技術戦。いささか物足りない内容に終始したが、2人の3戦、計36ラウンズは、パッキャオの2勝1分けで決着がついた。

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