【特集】モバイル・ワールド・コングレス2014

  • X
  • facebook
  • hatena-bookmark

健康志向を取り込め

 昔からの友人や知り合いが、やおらランニングを始め、マラソン大会への出場を目指していることを知って、驚くことが最近多いような気がする。現在の赴任地ロンドン、前赴任地のドイツ・フランクフルトでも朝に夕に、公園や川べりでランニングしている人はよく目にする。事務のIT化もあり、デスクワークが一層重くのしかかるようになったせいか、「世界的に都市でヒトは走る」というのが偽らざる印象だ。韓国サムスン電子は、この4月に市場投入するウエアラブル情報端末で、高まる健康志向を取り込むことを狙った。

 ◇端末がフィットネスマネジャーに

 バルセロナ市内の巨大なイベント会場。地元管弦楽団のダイナミックな生演奏をバックに、サムスンは2月24日夜、押しかけた大勢のメディア、業界関係者を前に、新たな基幹スマホ「ギャラクシーS5」のほか、ウエアラブル端末「ギアフィット」を公開した。

 ギアフィットは、手首に巻く形のバンドの上に情報端末を搭載。手首へのフィット感を出すため、重さをわずか27グラムに抑え、タッチパネルにはアクテブマトリスク式有機ELディスプレー(AMOLED)としては「世界初」(同社)となる曲面を採用した。

 ギアフィットでは、カロリー消費だけでなく心拍数も計ることができる。まさに「記録を付け、分析するフィットネスマネジャー」(サムスン幹部)としての役割が期待される。

 今回バルセロナで公表された時計型の「ギア2」も含め、サムスンのウエアラブル端末「ギア」シリーズはサムスンのスマホと連動する。なお、ギャラクシーS5はこれまたスマホとしては「世界で初めて」心拍数を測定するセンサーを搭載しており、サムスンはユーザーの健康志向にフルに応えようとしている。

特集・新着

旬のトピックス

ページの先頭へ
時事通信の商品・サービス ラインナップ