防御率1点台、超一流投手の証明

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安定感抜群の稲尾、村山

 一方、何度も1点台をマークした名投手たちを見てみよう。回数では唯一の400勝投手、金田正の7度が最多だ。ただ、1点台前半は58年(1.30)の1度だけ。記録の水準では、稲尾や村山実(元阪神)に分がある。

 1956年から西鉄の日本シリーズ3連覇の原動力となり、「神様、仏様、稲尾様」と呼ばれた稲尾は、高卒新人1年目の56年に1.06(2リーグ制歴代2位)をマーク。入団から4年連続、計6度の1点台のうち、1点台前半が3度ある。稲尾は61年にシーズン最多に並ぶ42勝をマークするなど、年間30勝以上を4度マークしている大投手。安定感は抜群だった。

◇2リーグ制(1950年)以降のシーズン最高防御率5傑

順位  投手      防御率 年度 投球回数 自責点
①村山  実 (阪  神) 0.98  (1970)  156     17
②稲尾 和久(西  鉄) 1.06  (1956)  262.1    31
③村山  実 (阪  神) 1.19  (1959)  295.1    39
④村山  実 (阪  神) 1.20  (1962)  366.1    49
⑤田中 将大(楽  天) 1.27  (2011)  226.1    32

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