防御率1点台、超一流投手の証明

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与四球も厳禁

 与四球数を見ても、村山は639(9イニングで1.88個)、稲尾は719(同1.80個)と少ない。9イニング平均で比較すると、鈴木啓は2.20個、山田は2.17個、米田は2.60個、金田正は2.94個となる。四球で余計な走者を出し、そこで手痛い一発を浴びると、防御率は一挙に悪化する。

高水準の防御率を連発した村山と稲尾は、本格派投手でありながら、四球と被本塁打が少ない投手の代表格だったと言えるだろう。球界のエースと呼ばれるような存在であり、簡単に四球を出さない、本塁打を浴びない投手でないと、防御率1点台への道は遠くなる。






◇与四球数
順位  投手   与四球  プレー期間  投球回数
①金田 正一   1808    (1950-1969)   5526.2
②米田 哲也   1480    (1956-1977)   5130
③中尾 碩志   1436    (1939-1957)   3057
④梶本 隆夫   1244    (1954-1973)   4208
⑤スタルヒン       1221    (1936-1955)   4175.1
⑥別所 毅彦   1206    (1942-1960)   4350.2
⑦松岡  弘    1163    (1968-1985)   3240
⑧村田 兆治   1144    (1968-1990)   3331.1
⑨工藤 公康   1128    (1982-2010)   3336.2
⑩鈴木 啓示   1126    (1966-1985)   4600.1

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