防御率1点台、超一流投手の証明

  • X
  • facebook
  • hatena-bookmark

2リーグ制で0.98の村山

 長嶋茂雄(元巨人)のライバルとして、何度も名勝負を繰り広げた村山は、計5度の1点台以下のうち、3度が1点台前半以下。監督を兼任し、先発とリリーフの両方をこなしていた70年にマークした0.98は、2リーグ制下の日本記録だ。リーグ2位の平松政次(元大洋=1.95)に1点近い大差をつけてみせた。

 この年は、最初の登板を終えた時点の1.80が、年間を通じて最も悪い防御率。投球イニング数が156回と多くなかったとはいえ、驚異的なシーズンだったと言える。村山は2リーグ制下のシーズン防御率で、歴代5位までに1位、3位(1.19=59年)、4位(1.20=62年)と3回も顔を出す。2位が56年の稲尾、5位が2011年の田中だ。

◇シーズン最高防御率10傑

順位 投手        防御率  年度  投球回数  自責点
①藤本 英雄( 巨  人 ) 0.73   (1943)      432.2         35
②景浦  将(タイガース) 0.79   (1936秋)     57            5
③沢村 栄治( 巨  人 ) 0.81   (1937春)  244      22
④野口 二郎( 大  洋 ) 0.88   (1941)    338      33
⑤林  安夫 ( 朝  日 ) 0.89   (1943)    294      29
⑥森 弘太郎( 阪  急 ) 0.89   (1941)    333.1    33
⑦野口 二郎 (  翼  ) 0.93   (1940)    387      40
⑧景浦  将(タイガース) 0.93   (1937春)   106.1    11
⑨スタルヒン ( 巨    人 )  0.97   (1940)    436      47
⑩村山  実 ( 阪  神 ) 0.98   (1970)    156      17

話題のニュース

旬のトピックス

ページの先頭へ
時事通信の商品・サービス ラインナップ