女性との養子縁組届を偽造し提出したなどとして、名古屋地検が有印私文書偽造・同行使と電磁的公正証書原本不実記録・同供用の罪でプロボクシングの薬師寺保栄・元世界チャンピオン(57)=名古屋市中区=を在宅起訴していたことが3日、分かった。起訴は5月28日付。同罪で、養子とされた女性(28)も在宅起訴した。
起訴状によると、女性を薬師寺被告の養子とするために共謀し、養子縁組届の養母の署名押印欄に妻の名前を無断で書いて偽造。令和6年11月に名古屋市の区役所に提出し、翌12月、届けに基づき養子縁組が成立した戸籍を区役所に記録させたとしている。
薬師寺被告は平成5年、世界ボクシング評議会(WBC)でバンタム級の王座を獲得。6年12月には同級王座統一戦で辰吉丈一郎さんに判定勝ちするなど4度防衛した。日本プロボクシング協会ホームページによると、被告は大分県出身。