記念館があるのは、もともと下士官用の兵舎があった場所だ。正面玄関脇には、黒色の原寸大のレプリカが飾ってある。上部ハッチ付近には日本海軍を示す「菊水」の紋章が左右2カ所に記されている。また、実物の回天のエンジン2基も展示されている。
記念館に入り、目を引くのが黒木大尉の残した遺筆や学生服、士官用の制服だ。いずれも遺族が提供してくれたものという。
また、順路に沿って見学していくと、館内の壁には死亡した搭乗員、整備員ら145人の顔写真がある。いずれも17歳から27歳までの若くりりしい男性だ。
軍刀や、報国と書かれた日の丸の鉢巻きなど、当時の搭乗員が残した遺品も展示。いずれも戦争の悲惨さを今に伝えている。出撃前に世話になった料亭の仲居や、両親に宛てた手紙もある。
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